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UEFAがELでのウエスト・ハムサポーターの愚行に制裁…クラブは説明要求「制裁の通知が極めて短期間だ」

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敵地に乗り込んだウエスト・ハムサポーター

 ウエスト・ハムが欧州サッカー連盟(UEFA)からの制裁に対して、声明を発表した。

 今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)を戦うウエスト・ハムは、ここまで3勝1分でグループHの首位を走り、好調を維持。しかし、イギリス『BBC』によれば、4日に行われた第4節のゲンク戦で、アウェースタジアムに乗り込んだサポーターの一部がピッチ内に発煙筒を投げ込み、UEFAから処分を受けたようだ。

 クラブの発表によると、制裁の内容は、罰金34,500ユーロ(約450万円)と25日に行われるEL第5節ラピド・ウィーン戦でのウエスト・ハムサポーターの入場禁止の2つ。クラブは「制裁の通知が極めて短期間であったことから、1週間後に行われるラピド・ウィーンでの試合のために、すでにチケットを購入してオーストリアへの旅行を手配しているサポーターに影響を与える」とUEFAに抗議。説明を求めている。

「このような制裁を受けたことに驚きを隠せない。チームを応援してくださったファンの皆様が、次のヨーロッパリーグのアウェー戦に行くことができなくなり失望している」

「当クラブは、この制裁措置についてUEFAに理由書を要求しており、これ以上遅れると再びサポーターの皆様に影響を及ぼす可能性があるため、要請を早めるように要求している」

「当クラブは、サポーターの皆様がオーストリとの往復の旅費と宿泊費を予約されていることを十分に理解しており、UEFAとの対話の中でそのことを強調している。サポーターの皆様には、詳しい情報が入り次第お知らせする」

「最後に、今回の試合で割り当てられた1700枚のチケットが完売し、すでに購入されたサポーターの皆様には、UEFAが来週のオーストリア戦に関する制裁を認めた場合、クラブから自動的に返金されることをお知らせする」
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