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2位オーストラリアが中国とドロー! 森保Jはオマーンに勝てばW杯出場圏内浮上のチャンス

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[11.16 W杯アジア最終予選 中国1-1オーストラリア シャルジャ]

 カタールW杯アジア最終予選は16日、第6節を各地で行い、A組2位のオーストラリアが中国と1-1で引き分けた。現在、オマーン戦を戦っている最中の日本とは勝ち点2差。森保ジャパンは勝てば逆転のチャンスとなった。

 試合の先手を取ったのはアウェーのオーストラリア。前半38分、右サイドのスローインを起点とした攻撃からMFマーティン・ボイルが力強いクロスボールを送ると、ニアで合わせたのはJ2岡山所属のFWミッチェル・デューク。完璧なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ところが後半22分、オーストラリアのポゼッション中に主審がプレー中断を指示。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入を受け、オンフィールドレビューを行った。

 主審が映像確認を行なったのは後半20分に行われた中国のセットプレー。DFシュー・シンがゴール前に送り込んだボールがMFジェームズ・ジェゴーの腕に当たっていた。これにより、中国がPKを獲得。同25分、このPKをFWウー・レイが落ち着いて決め、同点に追いついた。

 終盤は一進一退の攻防。オーストラリアが前線からのプレッシングで攻撃を試みるも、中国もサイドを幅広く使った速攻で決定機を次々につくった。それでも試合はそのままタイムアップを迎え、1-1でドロー。グループ2位を走っていたオーストラリアが下位相手に勝ち点を落とした。

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