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森保監督、ベンチ外も含めた全員の貢献を強調「サポートに回った選手もチームのためにやり続けてくれた」

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 日本代表が負けられないアウェー2連戦を2連勝で乗り切った。さらにオーストラリアが中国と引き分けたことでW杯出場圏内となるグループ2位に浮上。ただ森保一監督は「2位には上がりましたけど、油断したり隙を見せれば順位はまた入れ替わる。これまで通り目の前の一戦に最善の準備をして戦い抜きたい」と気を緩めることはなかった。

 なかなかチャンスが作れなかった前半も「ボールは動いていた。サイドでは起点が取れていた」と振り返る。そこに更なるパワーを与えるべく、MF三笘薫、後半17分からはFW古橋享梧とDF中山雄太を投入。決勝点は中山のスルーパスから三笘のクロス、そしてFW伊東純也が押し込んで決まったことを考えれば、采配がズバリと当たった。

 しかし三笘をデビューさせた一方で、その他で初招集だったDF旗手怜央、復帰組のFW上田綺世や現在J1得点王のFW前田大然はこの日もベンチに入ることはなかった。ツイッターのトレンドには「ベンチ外」というワードが上がったほどで、SNS上では大きな議論を呼んでいた。

 ただ森保監督は「選手たちがピッチに立った選手だけでなく、サポートに回った選手も日々やることをチームのためにやり続けてくれたことでチームにパワーを与えてくれた」と全選手に労いの言葉を送ると、「現地で応援してくれた方々、ダゾーンを通して深夜の時間帯に応援して下さったたくさんの方々がいると心強く思ってプレーできたことが勝利に繋がったと思います」と感謝の言葉を並べた。

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