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180分フル稼働で連勝貢献…DF山根視来がピッチ内で感じた“最終予選”「天と地の差がある」

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DF山根視来(川崎F)

[11.16 W杯アジア最終予選 日本1-0オマーン マスカット]

 4-3-3のシステムを引き続き採用した11月シリーズの日本代表で、DF山根視来(川崎F)が着実に爪痕を残した。DF酒井宏樹(浦和)の負傷が長引いた影響もあり、ベトナム戦とオマーン戦で2試合連続フル出場を達成。アグレッシブな縦パスで攻撃のスイッチを入れる場面も随所に見られ、2試合合計勝ち点6という結果に大きく貢献した。

 オマーン戦の試合後、山根は「中東アウェーで独特の雰囲気の中、すごくタフな試合になったけど、みんなで我慢しながら規則正しくスライドしてくる守備を横に揺さぶりながら、90分間を通して勝つという目的を持って勝ち点3を取れた」とホッとした様子で話し、「勝ち点6が最低条件だったのでそこは良かったし、最終予選アウェーはどの大会でも難しいので、まずは勝つことにフォーカスしてできた」と連戦を振り返った。

 最終予選初先発からの連続フル出場。山根は「外で見るのと中でプレーするのとでは天と地の差があると改めて感じた。いろんなリスクを感じながらプレーするのもなかなかできない経験だった」と自身に降りかかっていた重圧についても語った。

 それでも「まずは勝ち点3にしっかり貢献できたこと。今後は自分の強みをもっと生かしていけたら」とさらに存在感を大きくしていく構えだ。このパフォーマンスを続けていけば代表定着は確実か。来年1月下旬から始まる次のシリーズに向けて「良い流れでこられているし、期間もしっかり空くので照準を合わせないといけない。ホームでできるのでサポーターの皆さんの力が後押しになると思うし、自力で勝てばW杯に行けるのでチーム一丸となってやっていきたい」と意気込みを語った。

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