バルセロナではオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが売却候補になっているようだ。スペイン『El Chiringuito』が報じた。

　成績不振によりロナルド・クーマン監督が解任され、シャビ新監督が就任したバルセロナ。すでにダニエウ・アウベスが復帰を果たすなど、チームの改革は進んでいる一方で、クラブには13億ユーロ(約1680億円)を超える負債があり、冬に補強をするためスター選手を売る必要に迫られているという。

　その候補に挙がっているのがデ・ヨングだ。今季も公式戦13試合に出場し、クーマン前監督の下では重要な役割を果たしていた。しかし、上層部はパフォーマンスに完全には納得しておらず、移籍金で稼ぐことも視野に入れているという。2026年までの契約を残しており、『トランスファーマルクト』での市場価値は9000万ユーロ(約116億2000万円)と算定されている。

　現状のバルセロナは最前線の強化に勤しんでおり、ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)やカリム・アデイェミ(ザルツブルク)、キングスレイ・コマン(バイエルン)といった選手たちをリストアップ。彼らの獲得のため、デ・ヨングはチームを去ることになるのかもしれない。

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