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ビーチ日本代表の茂怜羅オズ監督兼選手ら6人が帰国後待機期間中に所属先の練習参加…JFAが公表「心からお詫び申し上げます」

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茂怜羅オズ監督兼選手

 日本サッカー協会(JFA)は18日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督兼選手ら6人がUAE・ドバイで行われたインターコンチネンタルビーチサッカーカップ2021(今月2日〜6日)の終了後、日本政府から定められている帰国後の待機期間に所属先クラブの練習に参加していたことが分かったと公表した。

 練習に参加していたのは茂怜羅オズ監督兼選手、上里琢文、河合雄介、田中颯、見山龍之介、山内悠誠の6人。いずれも東京ヴェルディBSに所属している。

 JFAによるとサッカー日本代表、なでしこジャパン(日本女子代表)の活動では海外からの帰国後、バブルを構築することでトレーニング・試合の参加が可能となっているが、ビーチサッカー代表では追加の防疫措置を講じる前提での活動を行っていなかった。

 JFAは「ビーチサッカー日本代表の活動を管轄する日本サッカー協会として、このような事象が発生したことは非常に遺憾であり、事態を極めて重く受け止めております」とした上で「発生した事象に関しては引き続き、詳細な調査を実施した上で厳正な対処を行います。そして、監督・選手ならびに所属チームへの意識徹底を含め、再発防止に向け努めてまいります。関係各所にご迷惑をおかけすることになりましたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪している。

 JFAの須原清貴専務理事は18日に行われた第13回理事会後のメディアブリーフィングでもこの問題を公表。「(練習に参加できないことを)選手、所属チームにご説明していたつもりだったが、十分な周知徹底、説明が足りていなかったと反省している。認識のずれが顕在化してしまったというのが現時点での分析」と現状の経緯を述べた。

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