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大久保嘉人が現役引退…20年間の現役生活に終止符「苦しいことが一番多かった」J1歴代最多191得点

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FW大久保嘉人が今季限りでスパイクを脱ぐ

セレッソ大阪は19日、元日本代表FW大久保嘉人(39)が今季限りで現役を引退すると発表した。22日午後に引退記者会見を開催し、その模様をYouTubeにてライブ配信予定。

福岡県出身の大久保は2001年に国見高からC大阪へ入団し、同年にJ優秀新人賞を受賞した。世代別代表の常連で、04年アテネ五輪に出場。マジョルカ(スペイン)やボルフスブルク(ドイツ)、神戸などを渡り歩き、13年に川崎Fに移籍すると、前人未踏の3年連続得点王に輝いた。

 今季はC大阪に15年ぶりに復帰し、これがラストシーズンとなった。J1通算474試合出場で歴代最多となる191得点をマークしたストライカー。日本代表としては南アW杯、ブラジルW杯に出場した。クラブを通じて、以下のコメントを発表した。

「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません。

 この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています。

 また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます。これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」

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