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上福元が値千金のPKストップ!! 残留争う徳島が貴重な勝ち点3、藤田J1初弾&垣田ボレー弾でFC東京撃破

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徳島ヴォルティスFC東京に完封勝利

[11.20 J1リーグ第36節 FC東京 0-2 徳島 味スタ]

 J1リーグは20日、第36節を開催し、味の素スタジアムではFC東京徳島ヴォルティスが対戦。前半42分にMF藤田譲瑠チマの得点で先制した徳島が、後半26分にFW垣田裕暉の得点で突き放して2-0の完封勝利を収めた。

 10日に、今季終了まで森下申一新監督が指揮することを発表したFC東京は6日の第35節横浜FM戦(●0-8)から先発4人を入れ替え、MF渡邊凌磨、MF青木拓矢、DFジョアン・オマリ、GK児玉剛らを先発起用。一方、残留圏の15位湘南、16位清水と勝ち点3差をつけられて降格圏となる17位に沈む徳島は前節神戸戦(●0-1)から先発1人を入れ替え、MF岩尾憲らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半18分に徳島がゴールを脅かすが、MF鈴木徳真が果敢に放ったミドルシュートは横っ飛びした児玉に右手1本で弾き出されてしまう。さらに直後のCKからDF福岡将太がヘディングで狙うも、シュートは枠上に外れてしまった。

 前半29分にはFC東京。前線で粘り強くキープしたFWディエゴ・オリヴェイラがラストパスを送り、走り込んだFWレアンドロがダイレクトでで合わせるが、ゴール左に外れてしまった。

 すると前半42分に徳島が先制に成功。右サイドからFW宮代大聖が送ったボールを藤田がPA内左のMF西谷和希に預け、リターンパスを受ける。PA外から左足で放ったシュートは相手選手に触れながらも、鮮やかな軌道を描いてゴールマウスに収まり、スコアを1-0とした。このゴールは藤田にとって嬉しいJ1初ゴールとなった。

 1-0のまま後半を迎えると、同6分にFC東京ベンチが動き、FW永井謙佑とMF高萩洋次郎を同時投入。すると、後半13分、PA内でルーズボールに反応したMF安部柊斗がDFジエゴのファウルを誘い、FC東京がPKを獲得する。しかし、キッカーを務めた永井のシュートがGK上福元直人にストップされてしまい、同点の好機を逸してしまった。

 すると、後半27分、MF鈴木徳真が最終ライン裏に送った浮き球のパスに反応した垣田が、右足ボレーで叩き込んで徳島がリードを2点差に広げた。その後、FC東京の反撃を許さずに逃げ切った徳島が2-0の完封勝利を収め、貴重な勝ち点3を獲得した。

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