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「コンディションどうこうより…」代表帰りの神戸FW大迫、鬱憤晴らす先制弾! イニエスタも1G1A

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歓喜を爆発させたFW大迫勇也

[11.20 J1第36節 横浜FC 0-2神戸 ニッパツ]

 ヴィッセル神戸FW大迫勇也が日本代表での鬱憤を晴らすようにゴールを挙げ、歓喜を爆発させた。

 日本代表のレギュラーとしてW杯アジア最終予選の11日ベトナム戦、16日オマーン戦の2試合に連続出場。移動を含めて過酷な日程だったが、この日はスタメン入りを果たし、「コンディションどうこうより、やるべきことをしっかりと。チームの中で自分ができることはチャレンジしようと考えていました」。

 代表戦では無得点に終わったが、鬱憤を晴らすようにゴールを陥れた。前半9分、MFアンドレス・イニエスタが絶妙なスルーパスを供給すると、左サイドを持ち上がった大迫がPA内へ侵入。ワンタッチで相手をかわしてコースを作ると、右足を振り抜き、先制のネットを揺らした。

 残留争い中だった横浜FCの出鼻を挫く一撃(試合後に降格決定)。「相手も相当プレッシャーがある中での戦いだったと思うので、前半の入りに点を取りきろうという話はしていた。思い通りに試合を運べたんじゃないかと思います」。前半30分にも大迫がファウルを誘い、PKのチャンスを獲得。これをイニエスタが沈め、勝利を決定づけた。

 中断明けを挟んで2試合連続ゴール。結果が出てきた要因を聞かれると、4-4-2への布陣変更を挙げた。「チームが合っているフォーメーションに変更できてからは自分も納得がいくパフォーマンスができているし、そこが大きな理由だと思います。僕と武藤(嘉紀)で前でプレスもいけるし、アンドレスと(山口)蛍が絡んでこれるので、相手にとって怖い攻撃ができるんじゃないかなと思います」。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指す神戸は3連勝で3位をキープ。大迫は「ACLどうこうというより、あと2試合しっかりと勝てるようにするだけ」と気合を入れ直した。

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