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今季リーグ戦初弾で結果残した南野…指揮官は起用を明言、その“プレーの可能性”に言及

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MF南野拓実が待望の今季リーグ戦初ゴール

[11.20 プレミアリーグ第12節 リバプール 4-0 アーセナル]

 リバプールは20日のプレミアリーグ第12節でアーセナルに4-0の快勝。MF南野拓実は後半31分に途中出場し、今季リーグ戦初ゴールを挙げた。試合後、ユルゲン・クロップ監督が南野を称賛している。クラブ公式サイトが伝えた。

 アーセナルをアンフィールドで迎え撃った大一番。前半39分にFKからFWサディオ・マネが先制点を決めると、後半7分にはFWディオゴ・ジョタが、同29分にはFWモハメド・サラーが立て続けにゴールネットを揺らした。

 そして、3-0で迎えた後半31分、クロップ監督はジョタを下げ、南野を投入する。カップ戦では結果を残している日本代表MFだが、リーグ戦は今節で3試合目。燃えないわけがない南野は投入1分後に結果を残す。

 リバプールは後半32分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがPA右からグラウンダーのクロスを上げる。ファーサイドに詰めたのは南野。急いで戻るDF冨安健洋をしり目に、確実にボールをゴールに流し込んだ。南野にとって、今季リーグ戦3試合目で初ゴール。そして、本拠地アンフィールドでも加入後初ゴールとなった。

 4-0で快勝したチームに、クロップ監督はご満悦だ。南野について「私がタキのことでどれだけ喜んでいるか、想像もつかないと思う。彼はいま、信じられないような時を過ごしている」と喜びを爆発させた。

 4-3-3の布陣の中で、南野は前線3枚、または2列目で起用されている。指揮官は「実際に、4つのポジションを解決させるための交代カードになっている。8番的な役割と、フロント3をこなすことができた」とその器用さに言及。「日本代表として国際試合に出場し、今はここにいる。私たちにとって非常に重要な存在になっている」とチームでの存在意義を語った。

「彼がゴールを決めたことで、みんなとても喜んでいた。今日の彼のプレーは、今のトレーニング方法をよく反映している。彼が試合に出ることになるのは、疑いようのないことだ」

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