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U-22日本代表FW藤尾が2発!水戸が7試合ぶり勝利! J2残留争い中の17位大宮は逆転負け

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水戸が勝利

[11.21 J2第40節 大宮1-3水戸 NACK]

J2リーグは21日、第40節を行い、大宮アルディージャはホームで水戸ホーリーホックと対戦した。 秋葉忠宏監督の続投を発表した水戸が3-1で逆転勝利をおさめ、7試合ぶりとなる白星を飾った。

 J2残留に向けて、勝利が欲しい17位大宮が先手を取った。前半10分、MF小島幹敏からパスを受けたDF馬渡和彰が右サイドからクロス。MF小野雅史が後ろに落とすと、これに反応したMF三門雄大がPA手前から右足を一閃。回転をかけたミドルシュートで鮮やかにネットを揺らした。

 1点ビハインドとなった水戸だったが、ここから攻勢を強める。前半23分、左サイドを崩した流れからMF奥田晃也が折り返し、FW中山仁斗がラストパス。走り込んだMF松崎快が左足を振り抜くと、低い弾道のシュートがゴール右へ突き刺さった。

 さらに、前半アディショナルタイムにはDF大崎航詩が馬渡からボールを奪取し、カウンターへ。持ち上がったMF奥田晃也が左サイドから折り返し、中山仁がラストパス。FW藤尾翔太がダイレクトで押し込み、前半のうちに試合をひっくり返した。

 水戸は後半19分、ゴールキックに競り勝った中山仁が背後へボールを送ると、これをおさめた藤尾がドリブルで中央突破。左足で切り返してDF河面旺成をかわし、右足シュートをゴール左隅へ流し込んだ。今夏、C大阪からレンタル移籍で加入したU-22日本代表FWが2ゴール。藤尾はこれで今季8点目となった。

 大宮は反撃及ばず1-3で敗れ、5試合未勝利(1分4敗)。勝ち点38の17位を維持し、J2残留をかけて降格圏(19位金沢)と勝ち点1差でラスト2試合に臨む。

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