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13年ぶりJ2降格の仙台、手倉森監督の退任発表…今季終了まで原崎ヘッドコーチが暫定指揮官に

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仙台の手倉森誠監督が退任

 ベガルタ仙台は23日、今季の成績や結果について手倉森誠監督(54)と協議し、双方合意の上で22日をもって退任が決定したと発表した。同監督は今後、クラブの強化、育成のサポートを担当するという。また、今季終了まで原崎政人ヘッドコーチ(47)が監督として暫定的に指揮を執ることも併せて報告した。

 手倉森監督は今季、8年ぶりに仙台へ復帰。しかし、チームは今月20日のJ1第36節・湘南ベルマーレ戦(●0-2)と他会場の結果により、2試合を残して13年ぶりのJ2降格が決まった。

 クラブ公式サイトを通じて手倉森監督は「震災から10年の節目の年、昨年ベガルタ仙台が苦しい状況に置かれた中、何とか力になれればと監督を引き受けさせていただきました。クラブの立て直し、昨年からの挽回とJ1残留を果たすべく力を注いできましたが力およばずJ2に降格させてしまい、大きな悔しさと責任を感じています。大変申し訳ありません」と謝罪。「佐々木社長と共に、クラブ再建を誓い監督を務めてきましたが、J1残留を逃す事となり辞意を固めました」と伝え、「残り2試合、スタッフと選手で来期につながる闘いを期待します。J2降格が決定した今、クラブ再建へ別の形で貢献して参りたいと思います」と表明した。

 また、暫定監督を務めることになった原崎ヘッドコーチは「湘南ベルマーレ戦の結果をもって、来シーズンのJ2降格が決まり、ヘッドコーチである自分も責任を感じています」とコメント。「手倉森監督の退任を受け、暫定的ですがチームの指揮を執る以上、今シーズンの残り2試合、チームが全力で戦い、未来につながる姿を見せることができるよう尽力します。共に戦ってください。よろしくお願いいたします」と述べた。

以下、手倉森監督のクラブ発表プロフィール

●手倉森誠
(てぐらもり・まこと)
■生年月日
1967年11月14日(54歳)
■出身地
青森県
■資格
日本サッカー協会公認S級ライセンス
■指導歴
1996年~2000年:モンテディオ山形 コーチ
2001年:大分トリニータ フィジカルコーチ
2002年~2003年:大分トリニータ ヘッドコーチ
2004年~2006年:ベガルタ仙台 コーチ
2007年:ベガルタ仙台 ヘッドコーチ
2008年~2013年:ベガルタ仙台 監督
2014年~2016年:U-21、22、23日本代表 監督
※第31回オリンピック競技大会(2016年リオデジャネイロ)サッカー競技(男子)日本代表 監督、Jリーグ・U-22選抜コーチ(2014年)、日本代表コーチ(2014年~2015年)を兼任
2016年~2018年:日本代表 コーチ
2019年~2020年:V・ファーレン長崎 監督
2021年:ベガルタ仙台 監督
■戦績
2021年
リーグ戦:19位(5勝12分19敗)
カップ戦:グループステージ敗退
天皇杯:2回戦敗退※11月23日現在

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