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レアル・マドリーで稼働せず代表戦で負傷…FIFAがベイルの給与を一部負担の可能性

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レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイル

 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルの負傷について、国際サッカー連盟(FIFA)が賠償金を支払う可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 度重なる負傷に悩まされているベイル。レアル・マドリーにおける稼働率の低さが指摘されているなかで、退団の可能性も度々報じられているが、高額なサラリーが障壁となっていることも伝えられている。

 そして、11月にウェールズ代表活動に向かったベイルは14日のベラルーシ代表戦に先発したものの、ハーフタイムに交代。続く17日のベルギー代表戦には出場しなかった。

 報道によれば、選手側の希望によりレアル・マドリーはメディカル情報を明かしていないが、ベイルはスペインに戻った後に検査を受けたとのこと。FIFAは2019年、選手が代表活動中に負傷した場合にクラブに対する補償を行うことに合意しており、レアル・マドリーは経済的な打撃を軽くできる可能性があるようだ。

 具体的には、ベイルがクラブで28日間以上欠場した場合、FIFAは1日につき2万5,500ユーロ(約330万円)を支払わなければならないという。支払いの上限は750万ユーロ(約9億6960万円)までとなるが、ベイルの1日当たりの収入は3万2,800ユーロ(約420万円)とされているため、補償で大きくカバーできることになる。

『マルカ』が伝えるところではベイルは3週間の離脱が見込まれているとのこと。また、同メディアが「レアル・マドリーでプレーしていないにもかかわらずウェールズと遠征した」と皮肉ったように9月にも代表活動後に負傷してクラブで復帰せずに11月の活動に臨んだが、回復状況はどのように見守られるのだろうか。
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