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ブッフォンが明かす2年前のユベントス「サッリは最初から衝突して困難に。熱意がなかった」

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 パルマに所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、イタリアメディア『メディアセット』のテレビ番組に出演して古巣ユベントスについて語った。

 今シーズンから20年ぶりにパルマでプレーする元ユベントスのレジェンドは、マウリツィオ・サッリ指揮下の2019-20シーズンを回想。監督就任わずか1カ月でチーム内に微妙な雰囲気が漂っていたことを明かした。

「監督は多くの困難に直面したが、チームとの関係性において着任直後から問題はあった。ユーベへやって来た時、ある人物と小さな衝突が起きたことが原因でチームと良好な関係が築けなかった。監督はわずか1カ月で、ユーベでやろうと考えていたそれまでのような仕事は妥協して見直さなければならないことに気づき、落胆していたはずだ。彼のような指揮官なら持っているはずの熱意が感じられなくなっていたからね」

 続いてブッフォンは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いる今シーズンのユベントスについてもコメント。「ユーベのプレーは悪くない。勝つときは守備が固く、対戦相手にほとんどスペースを与えていない。試合の見た目は悪いかもしれないがプレー自体は悪くない」との見解を示した。

 さらに自身のキャリアを振り返り、2018-19シーズンをパリSGで過ごしたのち、ユベントス復帰を決断した背景を語った。

「あの年のチャンピオンズリーグのラウンド16で僕はマンチェスター・ユナイテッド戦に出場し、勝利を収めた。だが、ユーベはマドリードで0-2とアトレティコ・マドリーに敗れた。自分のことはうれしかったけど、ユーベが負けたことで心地よく感じられなかった」

「それが僕の選択に影響した。ユーベから連絡があった時、『第2GKを務めることに気が進まない』と返事をしたが、このユーベで優勝することができるならそれが一番重要だった。僕はユーベに復帰し、優勝のためだけにそのポジションを受け入れた」

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