チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、今シーズン限りで契約が満了を迎えるDFアントニオ・リュディガーの残留を望んでいる。

　トゥヘル監督の下、最終ラインの中心選手として活躍するリュディガー。チェルシーとの契約は2022年6月末までとなっており、両者の間で話し合いは行なわれている。

　しかし現在までに新契約締結の発表はされておらず、同選手の動向は、レアル・マドリー、バイエルン、パリSGなど各国のビッグクラブが注視している。

　契約問題に揺れるリュディガーだが、トゥヘル監督はチェルシー残留がベストな解決方法だと強調した。

「リュディガーは最も競争の激しいリーグに所属している。その競争のなかでも重要なクラブの一員だ。それこそが彼には似合っている」

　またトゥヘル監督は、契約延長が長引いているなかでもリュディガーが見せているプロフェッショナルな対応に満足感を示した。

「今の状況は彼の精神に影響を与えない。彼のクオリティにも問題を与えないし、行動にもなんの影響もない。彼はチェルシーで全力を尽くしてくれている。彼自身も、クラブやサポーターからの信頼と尊敬、愛を感じているだろう」

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