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U-17日本高校選抜が始動。GK藤澤芭琉(徳島市立2年)「デューフには負けたくないです」

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GK藤澤芭琉(徳島市立高2年)

 24日、今夏のインターハイ優秀選手や同大会で活躍した1、2年生選手を中心に構成されたU-17日本高校サッカー選抜が、Jヴィレッジ(福島)で5日間の合宿をスタートした。初日の練習後、各選手たちがオンラインでコメント。1年時からU-16日本代表候補に選出され、シュートストップや高さなど注目されてきた徳島市立高(徳島)GK藤澤芭琉(2年=阿南市立那賀川中)の合宿への意気込みや、選手権予選の感想、ライバル視している選手は?

●GK藤澤芭琉(徳島市立高2年)
―U-17日本高校選抜に選ばれた感想を教えて下さい。
「自分たちは選手権予選負けて、チームの状態が悪かったんですけれども、その中でも選ばれたということは一つはチャンスでもあるし、本戦に出られない分、ここで活躍して自分の成長に繋げて行けるチャンスなので嬉しいと思いました」

―今回の合宿への意気込み、ノルマは?
「GKは2人しか選ばれていない中で競争は激しいと思いますが、その中で絶対に勝たないと次にも繋がらないと思うのでデューフ(エマニエル凛太朗)には負けたくないです」

―自分が誰にも負けていない、負けたくない武器、半端ないと言えるようなところは?
「去年に比べてコーチングやシュートストップだったり、そういう部分では自分でも成長したと思うのでそこは負けたくないです」

―選手権予選での自分のプレーの評価を教えて下さい。
「前半で2点も取られてしまって、相手の雰囲気に飲まれてしまって、自分たちの思うサッカーができない中で後半1点返したんですけれども、ラストで2点行かれて、(計)4点取られたことは悔しすぎて立ち直れなかったけれど、これを乗り越えれば強く成長できると思うので、この負けを次にどう繋げるかを考えてプレーしてきました」

―今回の合宿メンバーや選手権出場校の選手で自分が意識している選手、ライバルと言える存在は?
「徳商(徳島商)のGKの登(大也)君。そんな注目されてるとかはないと思うんですけれども、対戦してハイボールの処理だったり、キックの精度だったり全然ボクより上で、徳島県内でもこんな上手い選手がいるんやな、と。もっともっと上手くならないとな、と思いました」

―今回の合宿を選手権全国大会にどう繋げていきたい?
「今年の自分たちのチームは2年生とか1年生が多くて、3年生が少ない中でやってきたんですけれども、その分、来年の伸びしろはあると思います。(今回)ボクと河合(侑馬)が選ばれて、それをどうチームの成長に繋げられるかという部分と、個人としても合宿を経てもっと成長して、去年の8月にU-16に選ばれたんですけれども、その時は何もできないまま帰ってきたので、今回は1年で成長した姿をU-16の(森山佳郎)監督に見せて復帰したいと思っています」

(取材・文 吉田太郎、取材協力 高体連、高校サッカー年鑑)
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