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古橋がブンデス勢相手に2ゴール演出の大活躍も…交代後に逆転負けでセルティックEL敗退決定

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FWジョタのゴールをアシストしたFW古橋亨梧(写真右)

[11.25 ELグループG第5節 レバークーゼン3-2セルティック]

 UEFAヨーロッパリーグは26日、第5節を各地で行い、FW古橋亨梧所属のセルティック(スコットランド)はレバークーゼン(ドイツ)に2-3で敗れた。1トップで先発した古橋はPK獲得とアシストで逆転に導く大活躍を見せたが、途中交代後にチームは2失点。この結果により、セルティックのグループリーグ敗退が決まった。

 試合の先手を取ったのはホームのレバークーゼンだった。前半16分、右からのFKをMFフロリアン・ビルツがゴール前に蹴り込むと、ニアサイドに飛び込んだMFロベルト・エンドリッヒがヘディングシュート。セットプレーから先制点を奪った。

 その後もレバークーゼン優勢の展開。ところが前半40分、セルティックがワンチャンスをモノにした。左サイドを攻め上がったFWジョタのクロスに古橋が反応し、GKルーカス・フラデツキーとの競り合いで倒れ込むと、VARの介入を受けてPKを獲得。これをDFヨシップ・ユラノビッチがチップキックで流し込んだ。

 思わぬ同点ゴールに勢いを強めたレバークーゼンは前半43分、FWムサ・ディアビとビルツが連続シュートを狙ったが、いずれもゴールの枠に嫌われる。さらにハーフタイムを経た後半9分位は、スルーパスに抜け出したディアビのシュートをGKジョー・ハートがスーパーセーブ。跳ね返りに詰めたFWアミヌ・アドリにもハートが寄せ、得点には至らなかった。

 すると後半11分、再三好守を見せていたJ・ハートのロングキックからセルティックが再びスコアを動かした。右サイドを細かいパスワークで打開し、古橋へのパスは相手にカットされたが、ここで相手DFがスリップ。ここに詰めた古橋がラストパスを送ると、左から飛び込んできたFWジョタが強烈な左足シュートを突き刺した。

 古橋は1点目のPK獲得に続き、アシストも記録する大活躍。ところが後半31分、ジョタとともに途中交代でピッチを退いた。

 このまま試合を終わらせたいセルティックだったが後半37分、DFジェレミー・フリンポンに左サイドを破られると、ハイクロスをFWナディーム・アミリに折り返され、エンドリッヒに決められ失点。さらに同42分には、エンドリッヒの浮き球パスからディアビにボレーシュートを突き刺され、逆転を許した。

 そのまま試合はタイムアップ。他会場では2位のベティス(スペイン)が最下位フェレンツバーロシ(ハンガリー)を2-0で下したため、3位セルティックとの勝ち点差は4。セルティックのグループリーグ敗退が決まった。一方のレバークーゼンは1試合を残して決勝トーナメント進出が決まった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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