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「このチームは選手たちが牛耳っているのか?」アンリ氏が無秩序なPSG&指揮官に疑問

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パリSGの“3本槍”

 元フランス代表のティエリ・アンリ氏は、パリSGのプレーに疑問を持っているようだ。

 24日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でパリSGはマンチェスター・シティと対戦して1-2の逆転負けを喫した。他試合の結果により2位でのグループ突破を確定した同チームだが、リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エンバペの3トップに加え、多くのタレントを揃える優勝候補に推されるチームにしては少しばかり物足りない結果に。

 これを受け、フランス代表として活躍したアンリ氏は『CBSスポーツ』で「元ストライカーとして言いたいが、チャンピオンズリーグを勝ち取りたいのなら、現代フットボールで7人で守備するなんてありえない。誰であろうと関係ない。少なくともボールに対峙するフロントスリーがいる必要がある。これが最低限の条件だ」と話し、PSGへの疑問を続けた。

「コーナーフラッグまでボールを追いかけろとまでは言わないが、相手に対峙して、相手にとって難しい状況を作り、パスコースを限定し、相手をアウトサイドに追いやれば、サイドバックはもう少し安心できるだろう。現状では、彼らはかなり危険にさらされている状態だ。フランスリーグのチームなら大丈夫かもしれないが、相手はマンチェスター・シティだ」

 さらに、マウリシオ・ポチェッティーノ監督への手腕を疑う発言も残した。

「ボスはそうやるように言われているのか? それとも選手たちが牛耳っているのか? コーチが力を持てなかったり、誰かを満足させるための重圧を掛けられていたりしていれば、かなり厳しい」

「(ウナイ)エメリや(トーマス)トゥヘルら、PSGから出て行った全員がヨーロッパで勝っている。しかし、このチームでポチェッティーノはポチェッティーノになることを許されていない」

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