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「選手たちはダミアンに獲らせたい」…L・ダミアンが22得点で首位タイ!最終節は得点王直接対決へ

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FWレアンドロ・ダミアンが2ゴール

[11.27 J1第37節 川崎F4-1G大阪 等々力]

 川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンが2ゴールを挙げ、直近6戦7発。今季22点目でFW前田大然(横浜FM)に並び、得点ランキング首位に浮上した。

 まずは前半7分、FWマルシーニョから浮き球を受けたDF山根視来がPA右からダイレクトで折り返すと、L・ダミアンが右足ヒールで合わせ、技ありの先制ゴール。2-1で迎えた後半40分にも再び山根のクロスに合わせてネットを揺らした。

 25日、川崎FはL・ダミアンとの契約延長を発表。現行契約は22年1月までとあって、ブラジルやアメリカ、UAEといったクラブへの移籍報道が出るなど去就が注目された中で、残留を決断した。L・ダミアンは「こうやってゴールできていることを嬉しく思います。先日報道されたように、またフロンターレで来シーズンも続けられる。家族も喜んでいて、自分も嬉しく思っています」と笑顔で語った。

 得点王への意欲を口にせず、L・ダミアンはフォアザチームの姿勢を貫いている。鬼木達監督は「本人は『チームのために』といつも言ってくれる。そういう思いがあるから逆に、選手たちはダミアンに(得点王を)獲らせたいという思いがあふれている。お互いに良い効果、信頼があるのかなと思っています」と語った。

 2試合連続でフル出場を果たし、2試合連続の2ゴール。チームも2戦連続で4ゴールと大量得点につながっている。L・ダミアンの全2ゴールを演出した山根は「チームの勝利とダミアンのゴールは直結している」。他会場では前田が1ゴールを挙げ、単独首位とはならなかったが、22得点でついにトップに並んだ。最終節は横浜FM対川崎F。熾烈な得点王争いのラストは直接対決という舞台が整った。

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