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2試合連続完封勝利で残留に前進の清水…GK権田「次の試合でも勝ち点3を取ることだけを考えたい」

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清水エスパルスGK権田修一

[11.27 J1リーグ第37節 浦和 0-1 清水 埼玉]

 主導権を握られる展開となりながらも、失点せずに試合を進めた。だからこそ、後半アディショナルタイムの劇的なゴールで勝利を手に入れることができた。清水エスパルスGK権田修一は「結果が出て良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 残留争いに巻き込まれながらも、ここ2試合は1勝1分で降格圏となる17位徳島との勝ち点差3をキープ。最終節まで「しっかり勝ち点3を取り続ければ残留できる」状況だが、浦和戦では序盤からボールを保持されて試合を進められた。

 ボールは持たれた。しかし、守備陣が体を張って粘り強く対応し、簡単には決定機を創出させず。耐え忍ぶ時間帯が続いたが、ゼロでしのぎ切ったからこそ、後半アディショナルタイムに生まれたMF中村慶太の劇的な得点で勝ち点3を手にすることに成功した。

「結果として今日は1点しか取れなかった。1点しか取れなかった以上、失点をゼロに抑える以外は勝ち点3を取る方法はない。チーム全員がハードワークした結果、失点ゼロに抑えられた」

 徳島も勝ち点3を積み重ね、降格圏との勝ち点3差は変わらずに最終節を迎える。「とにかく次の試合でも勝ち点3を取ることだけを考えたい」。必ず勝ち点3を手に入れ、残留をつかみ取りたい。

(取材・文 折戸岳彦)
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