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吉田麻也の人間性を熟練の伊記者が大絶賛!「マヤほど楽しかった選手は初」「代表の主将なのに…」

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サンプドリアDF吉田麻也

 イタリア人ジャーナリストのセルジオ・スタンコ氏が、日本代表DF吉田麻也の人間性を絶賛した。

 サンプドリアで今季開幕12試合連続スタメン出場するなどセリエAで充実期を過ごす吉田。プレミアリーグでの豊富な経験、そしてカタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表でも主将としてチームを牽引するベテランセンターバックは先日、『Goal』イタリア版の独占インタビューに応じ、イタリアでの現状やセリエAとプレミアリーグの違い、日本代表や自身の将来についてなど、様々なことを語った。

 インタビューを担当したイタリア人ジャーナリストのセルジオ・スタンコ氏は一つ一つの質問に笑顔で、丁寧かつ真摯に答えた吉田について、「私は長年のキャリアの中で多くの選手たちにインタビューしてきましたが、正直、吉田麻也のインタビューほど楽しかったことはありませんでした」と感銘。ピッチ外での日本代表主将を以下のように称賛した。

「彼は率直で、気さくで、好感をもたせる本当に素晴らしい個性の持ち主でした。世界最高のリーグでプレーし、世界最高の選手たちと対戦し、そしておそらく次のワールドカップに代表の主将として出場する選手にも関わらず、です。これは決して、プロフェッショナルらしくないということではなく、むしろその逆です」

「我々はこれまで、彼ほどの実績がないにも関わらず、うぬぼれた若手選手たちを目にしてきました。ですが、マヤはすぐさま我々を心地よく感じさせてくれる人でした。どんな質問にも遠回りせず、笑顔で礼儀正しく…。急所を突いた質問にも率直な姿勢を崩さず、皮肉を交えて答えてくれたのです」

 プレミアリーグでの8シーズンにわたるプレーや日本代表での113キャップなど偉大な実績を残してきた吉田。スポーツ面だけではないピッチ外の姿勢やコミュニケーション能力、そのパーソナリティは、多くのスター選手を見てきた海外記者にとっても特筆すべきものだったようだ。

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