鹿児島ユナイテッドFCは30日、MF三宅海斗(24)と来季の契約を結ばないことが決まったと発表した。今季はJ3リーグ戦12試合の出場にとどまっていた。

　東福岡高時代に全国高校総体・全国高校選手権の二冠制覇を経験した三宅は、鹿屋体育大在学中にドイツ渡航を決断。4部リーグで2シーズンにわたってプレーした後、19年夏に栃木に加入し、J2リーグ11試合に出場した。20年からは鹿児島に加入。2シーズンでJ3通算26試合3ゴールを記録した。

　三宅はクラブを通じて「まずこの満了の提示に今もまだ凄く驚いていますが、鹿児島に来てこの2年間僕はチームの為に、サポーターの為にどんなことがあろうと前を向いて必死に努力してきました。サッカー選手を目指している子供達、試合を観に来てくれたサポーターが、試合後に目を輝かせて面白かった、楽しかったと思えるチームにしたい、そんなユナイテッドの先頭に立ち、自分が引っ張ってプレーする姿を想像していました。それが叶わずとても悔しい気持ちでいっぱいです。悔しくて悔しくてたまりません。2シーズンに渡り、僕のプレーに期待してくれていたサポーターの皆さん、こういう結果になってしまって本当に申し訳ないです。そして、心からありがとうございました」とコメントしている。

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