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PSV堂安律は「ライン間の名選手」…元オランダ代表トップ下のレジェンドも称賛を惜しまず

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PSVのMF堂安律

 レンタルから復帰しPSVでレギュラーを勝ち取った日本代表MF堂安律はオランダでの評価が高まっているようだ。同国の元代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールト氏も、そのパフォーマンスを褒め称えている。

 10月にはひざの負傷で離脱強いられた堂安は11月に入ってからの公式戦5試合すべてに出場。4試合連続でスタートした28日のエールディビジ第14節ヘーレンフェーンとのアウェー戦では、13分にペナルティアーク前の位置からボックス内のブルーナに浮き球を出すと、そのブルーナがヘディングでカルロス・ビニシウスによる先制ゴールをアシスト。試合は堂安が交代となった68分の5分後にヘーレンフェーンが追いつき、1-1の引き分けに終わっている。

『NOS』のアナリストを務めるファン・デル・ファールト氏は試合後、「PSVの方が遥かに強かったので、本当に非常に不運なドロー」と分析。また、堂安を交代させたロジャー・シュミット監督の判断へ疑問を示しつつこのようにも語った。

「ドウアンはすごく良かったと思う。彼はライン間のプレーにおける名選手だ。着々と馴染んできて、今は期待がかかるプレーヤーになっている。一度見切られた選手が、今はとても気持ち良くやれているのは素晴らしいことだね」

 そんな堂安だが、地元紙『ED』で試合後、「最終局面で簡単なミスをしてしまったので、本当にがっかりしています。チャンスは十分すぎるほどありましたが、それをものにしなければなりません」と落胆。結局、ヘーレンフェーンに追いつかれたことに「2ポイントを失ってしまいました」と肩を落としていた。

 なお昨シーズンはブンデスリーガのビーレフェルトに送り出されていた堂安は今シーズン公式戦11試合に出場し、2ゴールを記録。シュミット監督の下では主に2列目の右サイドで起用されている。

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