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鎌田大地、フランクフルト復調の理由に長谷部の存在挙げ「経験を生かしてくれている」

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 フランクフルトの日本代表MF鎌田大地がドイツ『ヘッセンシャウ』のインタビューに応じ、チームや自身について語った。

 現在、リーグ戦3連勝中のフランクフルト。鎌田はチームの雰囲気について「もちろん、シーズン当初に比べればムードは良くなっています。特に終了間際のゴールで勝てたのは良かったと思います」と語る。

 好調の要因にあるのは最後方に長谷部誠が起用されたことと、地元メディアも推測している。鎌田も「長谷部選手はこれまでの経験を生かして活躍してくれています」と信頼を口にする。

「もうすべての試合に出場しているわけではありませんが、出ているときは、パフォーマンスを発揮します。それは監督にとってもチームにとっても良いことで、やはり多くの試合をこなさなければなりません。そのときに、あのような選手に頼ることができれば、どのチームにとっても助かります」

 また、鎌田個人にとっても長谷部はキーパーソンになっているようで、「2017年にアイントラフトに来たとき、大変お世話になりました。翻訳を手伝ってくれたり、ドイツではサッカーがどのように行われているのかを説明してくれました。今でも誠さんは僕にとって良いチームメイトです。でも、今は自分のことは自分でやるようになったので、彼の助けはもうあまり必要ありません」と話した。

 さらに、12位につけるチームについては「夏の時点から難しいシーズンになるだろうと予想していました」としつつ、復調した現在を考慮して「上を見ることができます。ヨーロッパリーグへの可能性は間違いなくありますね」と期待した。

 一方で、4位以内のチャンピオンズリーグ出場権獲得に関しては「もう少し先なので、今はまだ考えないほうがいいでしょうね。夏には大きな変革に対応しなければなりませんでしたし、時間がかかりました。今からチャンピオンズリーグの話をするほど、チームとしてしっかりしているわけではありません」と冷静な姿勢を保った。

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