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新潟FW田中達也が21年間のプロ生活に別れ「夢のような素晴らしい時間を過ごすことができた」

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新潟FW田中達也が現役引退

 アルビレックス新潟は4日、FW田中達也(39)が今季限りで現役を引退することを発表した。

 田中は2001年に帝京高から浦和レッズに入団し、12年にわたってプレー。ナビスコ杯(2003年/現ルヴァン杯)、J1リーグ(2006年)、天皇杯(2005年、2006年)、ACL(2007年)と数々のタイトル獲得に貢献し、個人としてもJリーグ優秀選手賞(2003年、2004年)、ナビスコ杯最優秀選手賞(2003年)、ナビスコ杯ニューヒーロー賞(2003年)などに輝いた。

 2004年にはU-23日本代表としてアテネ五輪に出場し、翌2005年に日本代表デビュー。同年から2009年まで国際Aマッチ通算16試合に出場し、3得点を記録した。

 その後、2013年に新潟へ完全移籍。初年度から主力として活躍したが、加入9年目の今季はここまで公式戦の出場はなかった。

 田中は現役引退に際してクラブ公式サイトを通じ、周囲への感謝を語っている。

「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました」

「浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年」

「この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました」

「そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています」

「多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!」

「皆さん、本当にありがとうございました」

以下、クラブ発表プロフィール

●FW田中達也
(たなか・たつや)
■背番号
14
■生年月日
1982年11月27日(39歳)
■出身地
山口県
■身長/体重
167cm/62kg
■経歴
帝京高-浦和-新潟
■代表歴
U-23日本代表、日本代表
■出場歴
J1リーグ:333試合66得点
J2リーグ:55試合3得点
カップ戦:64試合17得点
天皇杯:22試合11得点
ACL:8試合3得点

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