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アンダーシャツにメッセージの槙野にイエローカード!?名古屋、浦和の選手がラストゲーム村上伸次主審を胴上げ

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ラストマッチを裁いた村上主審

[12.4 J1第38節 名古屋0-0浦和 豊田ス]

 名古屋グランパス浦和レッズは0-0の引き分けに終わった。勝ってACL出場の望みを繋ぎたかった名古屋だが、4位には届かず、5位で終戦。浦和も6位でシーズンを戦い終えた。またこの試合を最後に勇退が決まっている村上伸次主審に最後、選手たちが胴上げで送るサプライズがあった。

 5位で最終節を迎えた名古屋は、4位でACL出場に望みを繋ぐためには勝利が絶対条件。その上で4位鹿島(vs仙台)の結果を見守ることになる。浦和はACL出場ラインに届くことはないが、故障明けのFWキャスパー・ユンカーとMF明本考浩が先発復帰した。

 何としてもゴールが欲しかった名古屋だが、最後までこじ開けることは出来なかった。前半24分のFWマテウスのミドルは、GK西川周作に防がれる。後半24分からは今季限りで退団が決まっているFWガブリエル・シャビエルを投入して攻撃に厚みを持たせるが、最後までスコアが動くことはなかった。

 浦和は後半開始から今季限りで退団するDF宇賀神友弥、後半35分からDF槙野智章と今季限りで現役を引退するMF阿部勇樹を投入。功労者に最後の花道を作る。浦和はこのあと、12日に行う天皇杯準決勝でC大阪と対戦。19日の決勝に進み、置き土産を作ることができるかが注目される。

 なお、この試合は今季限りで勇退が決まっている村上審判員が主審を務め、J1通算307試合目の笛を無事吹き終えた。引き上げる際には槙野がユニフォームの下に着たアンダーシャツに書いたメッセージを披露。村上主審はイエローカードを出して槙野の演出に応えた。そして最後は胴上げ。52歳審判員の労をねぎらった。

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