beacon

徳島がJ2降格を受けて公式声明…先週の件も改めて謝罪「一部の心無きサポーターへの更なる管理・監視の徹底を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

徳島が公式声明

 徳島ヴォルティスは4日、クラブ公式サイトで「2021シーズン終了 ファン・サポーターの皆さまへ」と題し、代表取締役社長の岸田一宏氏による声明を発表した。

 今季7年ぶりのJ1の舞台に臨んだ徳島。前節終了時点で残留圏内16位と同勝ち点の17位につけていたが、4日にホームで行われた最終節・サンフレッチェ広島戦を2-4で落とし、17位から浮上できずにJ2降格が決まった。

 岸田氏は冒頭で「ファン・サポーター皆さま、スポンサー・株主の皆さま、ホームタウンの皆さま、そして徳島ヴォルティスに関わっていただいている全ての皆さま、今シーズンも格別なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。心より厚く御礼申し上げます」と挨拶し、1年間の戦いを振り返っている。

「今シーズンは、J1というハイレベルで厳しいリーグの中で、選手はもちろん、監督やコーチをはじめとするスタッフも残留に向け最後まで諦めることなく戦ってくれましたが、J2降格という結果となったことをとても悔しく思い、皆さまに申し訳ないという気持ちで溢れております。改めまして、クラブとしてもっともっと成長しなければならないということを痛感させられました。たくさんのご支援をいただきました数多くの皆さまのご期待にお応えすることができず、たいへん申し訳ございません。深くお詫びを申し上げます」

 降格について反省を述べる一方で、「しかしながら、今回のJ2降格という結果を真摯に受け止めた上ではありますが、前回J1のステージで戦った2014シーズンの結果から比較すると大きな成長も果たせていると、自負するところもございます」と手応えも示している。

 そして「いま、皆様にお伝えできることは、『来シーズンは今シーズンに積み上げたことを無駄にすることなく、1年でまたJ1への復帰を果たせるよう、顔を上げて前に進んでいく』という強い意志でございます」と表明。「この意志を、必ずや成し遂げられるよう邁進し、更なる明るい未来にむかって皆様と共に歩んでいきたいと思いますので、引き続いてのご支援・サポートをよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

 また、11月27日にアウェーで開催された第37節・湘南ベルマーレ戦において、試合後の湘南のセレモニー中、徳島サポーターの「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に抵触するとともに敬意を欠いた不適切な発言があったことに関しても、改めて謝罪している。

 岸田氏は「このたびの一部のサポーターの敬意を欠いた不適切な発言により、ご不快な思いや多大なるご迷惑をおかけした皆さまに、改めまして深くお詫び申し上げます。今後は、一部の心無きサポーターへの更なる管理・監視の徹底を図っていく所存でございますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます」とした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP