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マジョルカ久保「このゴールに救われた」、復帰からの今季初弾に安堵…レアルにも言及

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MF久保建英は今季初ゴールで決勝弾

[12.4 ラ・リーガ第16節 A・マドリー1-2マジョルカ]

 前節に負傷から復帰したMF久保建英が今季初ゴール。4日のリーガ第16節でアトレティコ・マドリーから決勝ゴールを奪った。スペイン『マルカ』では、試合後のコメントを伝えている。

 右ひざ半月板の負傷から約2か月ぶりに復帰した久保。前節は後半23分に投入され、ひさびさにピッチを踏むと、今節もベンチスタート。後半29分から途中出場となった。

 0-1と先制されていたマジョルカは、久保投入直後の後半29分にDFフランコ・ルッソのゴールで振り出しに戻す。その後は圧される展開が続くが、1-1で迎えた後半アディショナルタイム、久保がロングカウンターから試合を決する。

 FWアンヘル・ロドリゲスのパスを受けた久保は、相手の最終ラインを抜け出すと、相手ゴールに一直線。名手GKヤン・オブラクとの1対1で冷静に左足シュートを放ち、オブラクの股を通すと、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 2-1で8試合ぶりの白星を手にしたマジョルカ。その立役者となった久保は試合後、「とても良いカウンターからのゴールでした。怪我の影響でベストを尽くせていなかった。だから、このゴールに救われました」と手応えを語る。「チームは良い状態でしたし、難しい場面での戦い方も知っている。どんな強豪とも戦えることを証明できた」と勝利を噛みしめた。

 アトレティコを破ったことで、間接的にレンタル元のレアル・マドリーを助ける結果にも。久保はR・マドリーに触れつつ、いまはマジョルカでの戦いに集中していることを語った。

「いまはマジョルカのために100%を尽くします。それがR・マドリーを助けることになるのなら、それはそれで嬉しい。だけど、いまはマジョルカに所属しているし、マジョルカのことしか考えていません」



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