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シャビ「あまりにも厳しい罰だが…」バルセロナが新体制初黒星 前半交代の17歳MFガビは病院へ搬送

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バルセロナがシャビ体制初黒星

[12.4 ラ・リーガ第16節 バルセロナ0-1ベティス]

 バルセロナは4日、ラ・リーガ第16節で本拠地カンプ・ノウにベティスを迎え、0-1で敗れた。シャビ・エルナンデス監督の就任後、公式戦4試合目で初黒星。公式戦の無敗は6試合(3勝3分)でストップした。

 試合前には、21歳以下に贈られる“若手版バロンドール”ことコパ・トロフィーを受賞した負傷中のスペイン代表MFペドリ、女子バロンドールに輝いたスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスを祝うセレモニーを実施。バルセロナ所属の両選手がファンから大きな拍手を受けた。

 リーグ戦2連勝中のバルセロナは前半11分、クラブ通算400試合目の出場となったDFジョルディ・アルバが左サイドからクロスを送り、ニアのMFフィリペ・コウチーニョが右足で合わせるも、至近距離でGKルイ・シウバに止められて先制とはならない。

 前半30分には17歳MFガビが前からプレッシャーをかけた際、相手の蹴ったボールが顔面を直撃。一度はプレーを続けたものの、脳振盪の疑いがあり、同36分にメディカルスタッフに付き添われてストレッチャーで運び出される。バルセロナはガビに代え、MFリカルド・プッチを投入した。

 クラブの報告によると、ガビはプロトコルに従い、そのまま病院へ搬送された模様。検査の結果、問題はなく、病院から戻ったと伝えられている。

 アクシデントもあったバルセロナは0-0で前半終了。後半14分にFWウスマン・デンベレを投入すると、惜しいシュートを立て続けに放つなど、同選手を中心に攻勢をかける。

 しかし、ゴールを奪うことができず、逆に後半34分に失点。ベティスの縦への速い攻撃からFWクリスティアン・テージョのラストパスをFWフアンミに右足で流し込まれ、これが決勝点となった。

 7位バルセロナはチャンスを得点に結び付けられず、リーグ戦5試合ぶりの敗北。5位ベティスは3連勝を飾り、暫定3位に浮上した。

 バルセロナの日本語版公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)によると、シャビ監督は試合後に「あまりにも厳しい罰だが、サッカーはそういうものだ」とコメント。「前回、ビジャレアルがそうだったように、今回は僕らにとって不公平な結果となった」とし、「負けるに値しなかったと思うが、水曜日にはまた新たな決勝がある。日曜日にも決勝がある。僕らはバルサだ。止まることはできない」と次戦以降に切り替えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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