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「選手投票で選んでくれるのは非常に嬉しい」35歳のベテラン家長、2年連続のベストイレブン

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ベストイレブンに輝いたMF家長昭博

 川崎フロンターレMF家長昭博は2年連続3回目のベストイレブン受賞を果たした。「楽しみながらやれた部分もありますし、楽しむほど余裕があったわけでもない。ただ一年間を通して怪我なくプレーできたし、マイペースにですが、自分なりに楽しみながら一生懸命できたと思う」とシーズンを振り返った。

「選手が投票して選んでくれているのは、非常に嬉しいポイント。チームメイトに感謝したいし、しのぎを削った対戦相手にも感謝したい」。ベストイレブン受賞をそう喜んだ家長は「来年もここに戻ってこれるように頑張りたい」と来季を見え据えた。

 チーム内ではフィールドプレイヤー最年長の35歳。ベテランという立場だが、今季もチーム最多タイとなる37試合に出場し、8ゴール4アシストと衰え知らず。「年齢のことは深くは考えていない。きょうも(ベストイレブンの表彰で)僕の隣に年上のイニエスタ選手がいた。どんな選手になりたいというのはないですが、見てて楽しいと思ってもらえる選手になりたいし、まだまだ成長できたら」と貪欲に語った。

 川崎Fからは昨季は史上最多の9選手、今季も7選手がベストイレブンに選出された。 家長のほか、主将のDF谷口彰悟、DFジェジエウ、DF山根視来が2年連続の受賞。谷口主将は「今年も数多くの選手がベストイレブンに選ばれたことをすごく誇らしく思う。チームとして積み上げてきたものが評価されたと思うので、素直に嬉しい。自分たちはJリーグを引っ張っていく存在になろうと意識している。それを体現していくことが大事。内容と結果にこだわってやり続けていきたい」と力を込めた。

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