インテルに所属するクロアチア代表MFイバン・ペリシッチが6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD最終節レアル・マドリー戦の前日会見に出席し、対戦相手となるクロアチア代表主将MFルカ・モドリッチなどについて語った。

　昨シーズン、アントニオ・コンテ指揮下で11年ぶりとなるスクデットを獲得したインテル。今夏からは、シモーネ・インザーギ新体制へと移行して再出発したが、ペリシッチは2人のイタリア人指揮官の違いについて問われると、自身の考えを明かした。

「同じシステムでプレーしていて大きな違いはない。今シーズンはCLにおいてよりチャンスを作って得点を決めることができ、より良いパフォーマンスを示すことができた。昨シーズンは決勝トーナメント進出まであと一歩だったが、今年はグループ通過にふさわしい戦いができた」

　続いてクロアチア人MFは、シーズン終了後に期間満了を迎える自身の契約について問われると不快感を示した。

「過去2年間は最高だったがそれは過去のことだ。僕は勝利を渇望していて今年も優勝したいと思っている。それから将来について話すのは好きではない。チームメートたちと同様に明日のことだけに集中している。偉大な試合を見せて、グループ首位で終えたいと思っている。契約についてはまだ時間がある。2週間後に話し合うはずだ」

　また、ペリシッチは7日に対戦するレアル・マドリーのFWビニシウス・ジュニオールやモドリッチについて語った。

「どのようにビニシウスを食い止めるか? チームメートたちと話し合って解決策を探したい。ここ数週間のようにチームとして取り組み、自分たちのカルチョを披露したい。モドリッチは選手としてだけでなく、人としても最高の青年だ。僕のキャプテンであり、深いリスペクトを抱いている。常にみんなを助けてくれる。彼の後継者は苦労するかもしれない。それでもクロアチアには才能ある選手がたくさんいるから、誰かしら見つけることができるだろう。(マルセロ)ブロゾビッチや(マテオ)コバチッチも彼のポジションで良いプレーをすることができる」

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