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“歴史を変える”一戦に挑むシャビ監督、バイエルンに勝つことは「奇跡だと思わない」

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大一番に挑むシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループE最終節でバイエルンのホームに乗り込む。決勝トーナメント進出が懸かる一戦に向けたシャビ・エルナンデス監督のコメントをスペイン『マルカ』が伝えた。

 グループEでは、すでに首位バイエルンが突破を決めており、残る1枠を2位バルセロナ(勝ち点7)と3位ベンフィカ(勝ち点5)が争う状況だ。

 最終節はベンフィカが最下位ディナモ・キエフを本拠地に迎える一方、バルセロナは難敵バイエルンとのアウェーゲームと、より厳しいシチュエーションを強いられる。

 しかし、前日会見に出席したシャビ監督は「全ては自分たちの手に懸かっている。全力を尽くしたい」と語り、大一番へ自信を示した。

「(バイエルンに勝つことが)奇跡だとは思わない。ただの1試合であり、どんな相手であろうとも勝つチャンスはある」

「もし自分たちが勝てなかったら、もうひとつの試合結果に依存することになる。他のチームに頼るよりも、自分たちの力を頼りにすることが大事だと思う」

 バルセロナは過去に敵地ミュンヘンで勝ったことがないが、シャビ監督はそのジンクスすらもモチベーションに変えようとしている。

「私から選手たちへのメッセージは、全てを忘れること、プレッシャーを忘れることだ。私は彼らを助けるために存在している」

「非常に厳しい相手であることを承知の上で、ボールを使ってゲームを支配すること。難しい課題であることは分かっている」

「歴史上、ミュンヘンでは一度も勝ったことがないと言われている。だが、歴史は破られるためにある。楽しみにしているよ」

 バルセロナとバイエルンのグループE第6節は、日本時間9日の5時キックオフとなる。

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