beacon

北川途中出場のラピド・ウィーンがECLプレーオフへ!! ゲンクは4位でEL敗退、伊東は左サイド起用も前半で交代

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.9 ELグループH第6節 ゲンク0-1ラピド・ウィーン]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は9日、第6節を各地で行い、MF伊東純也所属のゲンク(ベルギー)とFW北川航也所属のラピド・ウィーン(オーストリア)は揃ってグループリーグ敗退となった。ゲンクは勝利すれば他会場の結果次第で2位以内の可能性があったが、すでに敗退が決まっていたラピド・ウィーンに0-1で敗れた。

 グループHは試合前の時点で、ウエスト・ハム(イングランド)が勝ち点13でリードし、同7のディナモ・ザグレブ(クロアチア)、同5のゲンク、同3のラピド・ウィーンが続く状況。ゲンクはわずかな逆転の可能性をかけ、ホームにラピド・ウィーンを迎えた。

 6試合連続の先発出場となった伊東は普段の右ではなく、今季初めて左ウイングでの先発起用。対する北川はベンチスタート。両チームともに序盤からなかなか攻撃の形をつくることができず、停滞した試合展開となった。

 それでも前半29分、ラピド・ウィーンが試合を動かした。ゲンクのセットプレーが不発に終わり、自陣中央でインターセプトすると、スルーパスにMFトールセン・シックが反応。右サイドを抜け出し、グラウンダーのクロスを送り込むと、MFロベルト・リュビチッチが豪快な左足シュートを突き刺した。

 試合はそのままハーフタイムへ。伊東はDFカルロス・クエスタとの交代でピッチを後にし、一方の北川がピッチに投入され、日本人対決とはならなかった。その後は途中出場FWポール・オヌアチュにボールを集めるゲンクがゴールを狙ったが、無得点のままタイムアップ。ラピド・ウィーンが勝ち点で逆転し、3位フィニッシュとなった。

 3位のラピド・ウィーンはヨーロッパカンファレンスリーグの決勝トーナメントプレーオフに進出。リーグ戦でも8位と苦戦するゲンクはこれで欧州コンペティション敗退となった。

●海外組ガイド
●ヨーロッパリーグ(EL)21-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP