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イブラヒモビッチが“らしさ”全開のインタビュー!「なぜ俺がバロンドールを…」「ガットゥーゾをゴミ箱に入れたのは本当」

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 ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがイタリアラジオ局『Radio Deejay』のインタビューに応じ、チームメートやバロンドールなどについて語った。

 2年前にミランへ復帰して以降、ステファノ・ピオリ率いるチームの精神的支柱として快進撃を続ける若手主体のチームを支えてきたイブラヒモビッチ。そんな40歳FWは加入当初、22歳のFWラファエウ・レオンの扱いに手を焼いていたことを明かした。

「レオンは走らない選手だった。俺はあらゆる方法を試したが、彼の心をつかむことができなかった。どんな選手でも心をつかむポイントを見つけることができたが、彼はダメだった。ところが今年のプレシーズンにレオンは自ら殻を破って覚醒したんだ」

 さらに、イブラヒモビッチは過去を振り返り、かつてチームメートだったジェンナーロ・ガットゥーゾを真っ逆さまにしてゴミ箱に押し込んだことを認めつつ、リスペクトを示した。

「ガットゥーゾの話は本当だ。頭を下にしてゴミ箱の中に入れたんだ。ガットゥーゾは素晴らしいメンタリティを持った偉大な人物で、俺もかなりの刺激をもらい、意欲が高まった。ピッチでは常に200%の力でプレーしていて、俺の哲学と共通するものがあった」

 また、イブラヒモビッチは自身がこれまでにバロンドールを受賞していないことを問われると、持論を展開した。

「俺自身もなぜバロンドールを受賞していないのか分からない。プレーしている俺が決めることではなく、他者が判断することだからね。今年は(リオネル)メッシが受賞したが、(ロベルト)レバンドフスキの方がふさわしかったと言う者も多い」

「チャンピオンズリーグ優勝やバロンドール受賞を経験できたら素晴らしかったと思うが、俺のキャリアやクオリティに影響が出るわけでもないし、俺を止めることはできない。俺は偉大なチームで偉大な選手たちと一緒にプレーすることができて幸運だったよ」

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