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バルサは21年ぶりCL予選敗退…シャビ監督「これがターニングポイントになるはず」

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 バルセロナシャビ・エルナンデス監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ敗退について語った。『ラプトリー』が伝えている。

 8日、バルセロナは首位バイエルンに0-3で敗れた。他会場では勝ち点2差の3位ベンフィカが勝利を収めたことで、バルセロナは3位に後退。21年ぶりのグループリーグ敗退が決定し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。

 シャビ監督は「今日は非常に厳しい現実を目の当たりにした。残念ながら、私も選手としてそのような現実を目の当たりにしたこともあった」とショックを語りながら、次のように続けた。

「私が選手たちに伝えたのは、この状況を受け入れるのではなく、反発しなければならないということだ。これは厳しい現実であり、受け入れるのは難しく、消化するのも難しい。だがそれが現実であり、私たちはそれに立ち向かわなければならない。私たちはゼロからやり直し、ファンたちをあるべき場所に連れていかなければならない。それはUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)を戦うことでも、今日のような試合をすることでもない。もっといい試合をしたいと思っていた。だが正直に言うと、私たちには多くのものが欠けていて、今日のバイエルンは私たちよりも優れていた。今日から、このようなことが二度と起こらないように一生懸命頑張りたい。私はこのクラブを愛しているからね」

「チームも私もUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場し、優勝したいと思っていた。しかし現実的にいうと、私たちはバイエルンと同じレベルにはない。これが厳しい現実だ。そのことを直視して、チームを立て直さなければならない。私たちにはまだ他のコンペティションが残されている。今から新しいフェーズに入るんだ。私たちはここから反発しなければならない。そうすればもう一度、バルセロナをあるべき場所に戻すことができるだろう。それは欧州ELでプレーすることではない。しかしそれが私たちの現実だ。私たちはこの状況を直視し、プレーし、競争していく必要がある。それ以外に方法はない。もっと自信を持ち、高いスタンダードを掲げ、私たちに欠けている要素を補い、私たちがチームに要求するものを実現していく。そうやって、これまでとは違ったやり方でプレーする必要がある」

「これがターニングポイントになるはずだ。選手たちにも同じことを言っているが、バルセロナの新時代を今日から始まらなければならない。私たちはこの状況に反発しなければならないんだ。言うまでもなく、私たちはこの状況に満足してはならない。ファンの皆さんに言いたいのは、私はこのクラブをわかっているし、愛しているということ、そして一生懸命がんばっていくということだ。バルサを欧州ELではなく、あるべき場所に復活させるために、私たちは限界まで働くつもりだ。だが(欧州ELが)私たちの現実だ。厳しいが、それが現実なのだから、向き合わなければならない。現実を直視し、立ち上がる以外に方法はないからね。これをターニングポイントとして、改善していかなければならない」

「自分たちの実力をこれから確認していきたい。もっと違った形で戦えると思っていた。監督である私にとって、今日は大きな痛手だった。バイエルンと同じレベルになることを期待していたが、彼らは私たちよりも優れていた。正直に言うと、彼らの方が優れたチームだった、それが現実だ。できるだけ早くバルサのあるべき姿を取り戻すために努力したい。変えなければならないことがあるのは明らかだ」

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