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シャビ監督が大なた振るうか…バルセロナのレギュラー格2人が今冬の放出候補に浮上

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バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナシャビ・エルナンデス監督が今冬の移籍市場に向け、放出候補リストにレギュラー格の選手も加えたようだ。スペイン『フットボール・エスパーニャ』が同国『ムンド・デポルティボ』の情報を基に伝えている。

 バルセロナはシャビ監督の就任後、公式戦5試合で2勝1分2敗。直近のゲームである8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最終節バイエルン戦では0-3の完敗を喫し、21年ぶりのグループリーグ敗退となった。

 巻き返しを図るためには1月の選手補強も視野に入れなければならないが、財政問題を抱えるクラブは資金を調達する必要があり、スペイン『フットボール・エスパーニャ』は「その唯一の確実な方法は、不要な選手を手放すことだ」と指摘している。

 報道によると、以前から売却が取り沙汰されていたMFフィリペ・コウチーニョとDFサムエル・ウムティティは他クラブからのオファーがあれば、退団する可能性があるという。

 コウチーニョは2018年にリバプールから加入したが、高額な移籍金に見合う活躍を見せることができていない。ウムティティもロナルド・クーマン前監督時代から信頼を得られず、今季の公式戦出場はゼロとなっている。

 また、退団はこれだけにとどまらない。MFフレンキー・デ・ヨングやDFセルジーニョ・デストといったレギュラー格の選手も放出候補に挙がっているようだ。F・デ・ヨングは最近の試合で苦戦が続き、本職のサイドバックのほか右ウイングでの起用が増えているデストも期待に応えることができずにいる。

 さらに、強豪との対戦で好パフォーマンスを発揮できないDFオスカル・ミンゲサも移籍可能な選手として扱われている5人目のプレーヤーだとスペイン『フットボール・エスパーニャ』はレポートした。

 悩めるバルセロナはシャビ監督の下、今冬に大なたを振るうことになるのだろうか。

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