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「イカれた悪魔のようにゴールを祝ってもいいんだ」クロップ、敵将として初凱旋のジェラードへ

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リバプールのユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、アンフィールドに帰還するスティーブン・ジェラード監督について語った。

 今季、ここまで好調を続けるリバプールは、11日に本拠地アンフィールドにアストン・ビラを迎える。アウェーチームを指揮するのは、先月にディーン・スミス前監督の後任として就任したジェラード監督で、敵将として初めて古巣との一戦を迎える。

 ホームサポーターから歓迎されることが予想されるアストン・ビラ指揮官は、プレスカンファレンスで「アンフィールドで一番の人気者じゃなくなったってかまわない」とこの一戦に向けてコメントしており、対するリバプールのクロップ監督は「ワンダフルな物語だ」と話し、ジェラード監督の帰還に向けてコメントした。

「彼の気持ちを少しだけど想像できる。センチメンタルな感情はないだろうが…。それと同時にスティービーはすでに経験のある監督で、この試合へのアプローチの方法も知っているだろう。しかし、おそらくこのスタジアムに入って、ダグアウトから出てくるときにどのような気分になるか彼にはわからないだろう」

「マインツに戻ったときやリバプールを率いてドルトムントに戻ったとき、私には似たような経験があった。不思議な気分で、スタジアムに入ったときに、すべての人のことを心から愛しているような感覚になったし、いつもとはまったく異なるものだった。それでも私には対応できたから、スティービーにとっても問題ないだろう」

「スティービーはリバプールで働く99.9%の人間にとっての友人で、0.1%は彼の後からここに来た彼に会ったことのない人間だ。私がここに来てからスティーブン・ジェラードに関するネガティブな発言を耳にしたことはない」

「彼は最高の男で、彼は勝利を望んでここにやって来る。握手をした後は、お互いにフルスロットルだ。ドルトムント時代にマインツで得点を奪ったとき、私はマインツ時代のことをすべて忘れてイカれた悪魔のように喜んだことを覚えている。彼もそうやっていいんだ。何の後ろめたさもなくそうできることを願っている」

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