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岩手GK土井康平が現役引退「J2に昇格できて、最後に夢は叶うと言う事を教えてくれました」

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 いわてグルージャ盛岡は13日、GK土井康平(32)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 土井はヴィッセル神戸の育成組織から2007シーズンにトップ昇格するも、その後は神戸や水戸ホーリーホックで出場機会を得られず。愛媛FCしまなみ(現FC今治)を経て、12年からグルージャ盛岡(現岩手)に加入した。

 その後岩手は、東北1部からJ3の舞台に飛び級し、今季はJ3リーグ2位で終え、初のJ2昇格を決めた。土井は今季リーグ戦で14試合に出場している。J3リーグでは通算164試合1得点、東北1部では23試合、四国では26試合、天皇杯は15試合に出場した。

 クラブ公式サイトを通じ、土井は「15年間もまさか自分が選手を続けられるとは思わなかったですが、こうして最後悔いなくやりきれたのも皆様のおかげです」と報告。「特に10年もいさせてもらったグルージャではたくさんの嬉しい事、悔しい事、悲しい事を思い出します」と振り返った。

「2012年、岩手の復興の一役になれるように頑張ろうと気合を入れて、雪の降る盛岡駅で滑って転んだ事。地域リーグから飛び級J3昇格。チームがなくなってしまうかもしれないと思った事もありました」

「本当に勝てなくて最下位になった事。怪我。それでもJ2に昇格できて、最後に夢は叶うと言う事を教えてくれました。このクラブで過ごした時間に人生の全てが詰まっているような気がします。それを支えてくれた全ての皆様、仲間達本当にありがとう!!」

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