ヴィッセル神戸は13日、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(36)との契約を更新しないことに決まったと発表した。フェルマーレンは2019年夏の加入後、J1リーグ45試合に出場。同年にはクラブ初タイトルとなる天皇杯制覇に導いた。

　フェルマーレンはアーセナルやバルセロナなどでも活躍した世界的センターバック。19年夏にバルセロナから加入し、MFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャに続く大型補強で大きな話題となった。加入後は高い対人能力とキック精度を活かし、初のタイトル獲得やアジア挑戦に大きく貢献していた。

　フェルマーレンはクラブを通じて「自分にとって、ヴィッセル神戸でプレーできたことは大きな喜びです。皆さんと一緒に多くの素晴らしい瞬間を共有できました。応援してくれたファンの皆さん、クラブに関わる全ての人に感謝するとともに、チームの今後の幸運を祈っています」とコメントしている。

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