ジュビロ磐田の中山雅史コーチがMF遠藤保仁の動きを絶賛した。

　13日に都内で「ジュビロ磐田×アドミラル　新オフィシャルサプライヤー発表会」が行われ、磐田の新サプライヤーが『Admiral(アドミラル)』に決定したことが発表された。同時に来季の新ユニフォームがお披露目され、遠藤、MF山田大記、FW大津祐樹、GK三浦龍輝が新たな“戦闘服”に身を包んだ。

　会見には中山コーチも出席しており、トークセッションも展開。

「最初つまづいたところがあったけど、全体を見れば非常に安定した戦い方ができた。良いシーズンだったのかなと思う」。そう1年を振り返った遠藤の印象を問われた中山コーチは、「気の利いたところにポジションをとってくれる」と、その働きを絶賛する。

「そんなに動いていないように見えるけど、ボールを自分のところに呼び込む前の動きによって、ポジションがしっかりしている」

「『あれっ、そこにもヤットいるの!?』『ここにもヤットいるの!?』『何人、ヤットがいるんだ!?』というくらいに、ボールをもらう前の動きや、相手が攻めてくるときの、この時ここが危ないんだというところのポジショニングが非常に長けている男です」

　昨季途中に磐田に期限付き移籍で加入した遠藤は、レンタル期間を延長した今季、35試合3得点を記録して、チームのJ2優勝とJ1昇格に貢献した。

(取材・文　折戸岳彦)

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