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J2からの再起誓った大分MF町田也真人「レッズさんが喜んでいる場面を目に焼きつけた」

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大分トリニータのMF町田也真人

[12.19 天皇杯決勝 浦和 2-1 大分 国立]

「勝たないと記憶にも歴史にも残らない」。大分トリニータのMF町田也真人は試合後、国立決勝で迎えた今季ラストゲームの感傷に浸ることなく、敗れた悔しさを淡々と語った。

「こういう形でちょっとの差だと思うけど、敗れてしまって、今季の自分たちの甘さが最後に出てしまったのかなと思う」。

 リーグ戦の結果によりJ2降格は決まったにもかかわらず、天皇杯準決勝直後に誰よりも早く契約更新を発表。決勝戦に向けて「その決意をこの決勝で見せたくてプレーしていた」と高いモチベーションで臨んでいたが、今季2試合3ゴールと得意としていた浦和レッズに封じられた。

「こういう舞台でプレーできた経験と悔しい気持ちが残ったので、この来年活かしたい。活かしていかないといけないと思う」。

 そう力を込めた町田は「レッズさんが喜んでいる悔しい場面を見て目に焼き付けた。この悔しさからリベンジできるように来年絶対に1年で戻って、J1の舞台でプレーできるようにしたい」と1年でのJ1復帰を宣言。片野坂知宏監督が退任して迎える来季に向け、意気込みを語った。

「GKから繋いでやっていくというサッカーは引き継いでいくんじゃないかと思うし、常に守備でも攻撃でも自分がいい位置にいて、架け橋のような役割をしたい。もっと点を取れるようになりたいし、そういう部分で貢献していきたい。またカタさん(片野坂知宏監督)の人柄が素晴らしい人だなと思うし、大分は明るくあったかい良いチームなので、その部分もみんなで継承していきたい」

(取材・文 竹内達也)
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