beacon

カディスと分けたレアル、アンチェロッティ「私たちはセビージャと優勝を争うことになる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーは19日にラ・リーガ第18節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのカディス戦に臨み、スコアレスドローで勝ち点1を分け合った。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、チームのプレーが勝ち点3に値したとの見解を示している。

 22日間での7連戦では全勝を収めたマドリーだが、新型コロナウイルスで離脱者が続出したこのカディス戦では、引いて守る相手を前に苦戦。スコアレスのまま試合を終えて、連勝は10でストップしている。アンチェロッティ監督は、次のように試合を振り返った。

「私たちは最後までトライした。最後の30メートルでプレーの明確性を欠いてしまったが、何も非難することはできない。私たちは最後までトライしたんだ。チームは勝ち点3に値したものの、しかし値しないにもかかわらず勝利を手にすることだってある。今日はスペースがなくサイドに追いやられてしまい、クロスから打開する力もなかった。それでも多くの素晴らしいプレーがあったし、私たちが慌てる必要ななんて、どこにもないんだよ」

 アンチェロッティ監督はまた、3カ月ぶりにラ・リーガで先発出場させたMFエデン・アザールのプレーについても言及している。

「試合にうまく入れなかったが、しかし後半になって良いプレーを見せていた。サイドでのプレーは慣れておらず、中に入った方がずっと良いね。彼はシーズン後半戦の武器になるかもしれない」

 首位マドリーは勝ち点を43までしか伸ばせず、前日にアトレティコ・マドリーを下した2位セビージャ(1試合未勝利)に勝ち点差を6に縮められている。

「順位表を見てみれば一番近くにいるのはセビージャだ。私たちは彼らと争わなくてはならない。彼らにはクオリティーと素晴らしいサポーターがついているね」

●ラ・リーガ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP