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最終日に通算4ゴール目。岡山学芸館FW田邉望が“全国ルーキー”得点王獲得

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岡山学芸館高FW田邉望(左)が4得点で大会得点王に輝いた

[12.20 MIZUNO wintercup U-16ルーキーリーグ3位決定戦 瀬戸内高 0-6 岡山学芸館高 時之栖うさぎ島G]

 全国各地のルーキーリーグ上位チームなど16校が争った「2021 MIZUNO wintercup U-16ルーキーリーグ」の大会得点王に、岡山学芸館高(中国/岡山)FW田邉望(1年=プラシア山口U-15出身)が輝いた。

 3得点の首位タイで迎えた大会最終日。ベンチスタートだった田邉は後半半ばに投入されると、32分に左サイドからのラストパスを左足でゴール。「クロスが良かったので落ち着いて決めるだけで。あそこに入っていく感覚的なものがあったと思います」というゴールで単独得点王の座を手繰り寄せた。

「ゴールを狙ってプレーできる。思い切ってシュートが打てるのでそこが強みかなと思っています」と自身の強みについて説明するFWは今大会、予選リーグの東福岡高(九州/福岡)戦で同点ゴールを決め、藤枝東高(東海/静岡)戦では決勝点を含む2発。チームの3位にゴールで貢献した。

「(これまで)途中から入ることが多くてなかなかチームに貢献することができなかったんですけれども、得点で貢献できて良かったです」と微笑。得点王のタイトルについては、「とても嬉しいです」と喜んだ。

 目標は、FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)。登録168cmの田邉とタイプは異なるが、「得点決めるところで決めているし、ボクも決められるところがもっとあったと思うので、もっと決めていきたい」。より決定力を高め、ゴールでチームを勝利へ導くストライカーになる。

(取材・文 吉田太郎)

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