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セビージャのロペテギ監督がバルセロナを警戒「久しぶりに最高の状態だ」

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セビージャのフレン・ロペテギ監督

 セビージャは21日、ラ・リーガ第4節延期分でホームにバルセロナを迎える。チームを率いるフレン・ロペテギ監督の前日会見でのコメントをスペイン『マルカ』が伝えた。

 昨季4位のセビージャは今季開幕から17試合を消化し、1試合多い首位レアル・マドリーと暫定6ポイント差の2位。一方、バルセロナは11月にレジェンドのシャビ・エルナンデス監督を招聘した後も浮上のきっかけをつかめず、首位と勝ち点16差の8位に沈んでいる。

 しかし、ロペテギ監督は今のバルセロナが久しぶりに良いチームになっていると記者会見で主張した。

「最近も厳しい試合があったが、今回はもっと厳しい試合が待ち受けている。他のチームではなかなか見られないような、若くて非常に優秀な選手が出てきて、(オスマン・)デンベレのように復帰した選手もいる。久しぶりに最高の状態のバルセロナだ」

「シャビの手が入ったことで、非常にパワフルかつテクニカルなバルセロナを期待している。バルセロナはエルチェよりも優れていたが、結果(3-2でバルセロナが勝利)はピッチ上で見たものを反映していなかった」

「彼らは多くの面で堅実なチームであり、明確なコンセプトを持っている。攻撃面でも守備面でも苦労することになるだろうし、常に情熱を持って戦いに臨んでくる。彼らは上昇気流に乗っている状態だし、全てを懸けて戦いに来るはずだ」

 セビージャ指揮官は「監督やチームの特定の場面を比べるつもりはない」と、10月に解任されたロナルド・クーマン前監督時代との比較を避けつつ、「ただ、今のバルセロナは自分たちが何を求めているのかを分かっていて、適切な選手たちと共にそれを実行している。そして彼らには、非常に若いがとても能力の高い選手が揃っている」と分析した。

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