beacon

出場校チーム紹介:静岡学園高(静岡)

このエントリーをはてなブックマークに追加

静岡3冠王者の静岡学園高は2年ぶりの全国制覇に挑戦

第100回全国高校サッカー選手権

静岡学園高(静岡)

静岡学園高関連ニュース


静岡学園高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 5-0 徳島商高(徳島)
2回戦 1-0 近大和歌山高(和歌山)
3回戦 8-0 宮崎日大高(宮崎)
準々決勝 1-1(PK3-4)関東一高(東京B)
■出場回数
2年ぶり13回目
■過去の最高成績
優勝(95、19年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
選手権準優勝1回(76年度)、同4強1回(96年度)、インターハイ準優勝1回(11年)、同4強1回(21年)、同出場7回、全日本ユース(U-18)選手権準優勝1回(03年)、プレミアリーグEAST出場
■監督
川口修
■主将
GK生嶋健太郎(3年)
■今季成績
[インターハイ](全国4強)
県決勝 3-3(PK6-5)清水東高
<全国大会>
1回戦 3-1 仙台育英高(宮城)
2回戦 2-0 高川学園高(山口)
3回戦 2-0 大阪桐蔭高(大阪2)
準々決勝 1-0 大津高(熊本)
準決勝 0-4 青森山田高(青森)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東海優勝(15勝1敗)
[新人戦](県優勝)
県決勝 2-0 藤枝東高
■予選成績
決勝T1回戦 6-0 静岡城北高
準々決勝 3-1 磐田東高
準決勝 2-1 藤枝明誠高
決勝 2-0 藤枝東高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-2-3-1]
      松永颯汰

古川陽介  荒井駿希  高橋隆大
   玄理吾  菊池柊哉
       
野村海翔         西村湧志
  伊東進之輔 三宅優翔

      生嶋健太郎

[決勝メモ] 
 15年以来の全国出場を狙う藤枝東高との名門対決。互角の序盤から徐々に静岡学園がボール保持の時間を伸ばす。藤枝東は右の野田隼太郎(1年)と左の恒岡大雄(3年)の両SBの好守からFW藤井斎(3年)を起点とした攻撃で対抗。だが、静岡学園は切り替え速く、ポジショニング良い守備で相手が攻め切る前にボールを奪い返して見せる。迎えた後半7分、静岡学園は左SB野村海翔(3年)の左CKをCB伊東進之輔(3年)が頭で決めて先制。藤枝東は速攻から作り出したチャンスを活かせず、逆に37分、静岡学園はゴール前での崩しから最後はMF古川陽介(3年)が左足で決めて2-0で勝利した。

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
静岡3冠。名門の歴史塗り替えた世代が日本一奪還へ
 21年は県新人戦、インターハイ県予選、そして選手権県予選で優勝。選手権全国優勝2回、数々のプロ選手を輩出している静岡学園にとっても、静岡のトーナメント戦3冠は史上初だ。加えて、プリンスリーグ東海優勝と東海総体優勝、セカンドチームの県1部リーグ制覇。プレミアリーグとプリンスリーグ東海への同時昇格も果たし、名門の歴史を塗り替えるほどの一年を過ごしてきた。
 選手権予選はインターハイ得点ランキング3位タイのFW持山匡佑(3年)やU-17日本代表候補のCB行徳瑛(2年)を怪我で欠き、怪我明けの清水内定FW川谷凪(3年)もほとんどピッチに立つことができなかった。それでも、代わって先発したFW松永颯汰(3年)やCB三宅優翔(3年)が不在を感じさせない働き。伝統的なテクニックとアイディアを活かした崩しに加え、選手層の厚さ、「攻撃を活かすためには守備力を上げよう」(川口修監督)と取り組んできた守備面での目覚ましい成長も優勝の原動力となった。
 磐田内定の超絶ドリブラーMF古川陽介、“王国の精密時計”こと徳島内定MF玄理吾(3年)、高速サイドアタッカー・川谷、北九州内定の188cmCB伊東進之輔のJ内定カルテットに注目が集まるが、例年以上に攻守のバランスが取れている印象。ここへ来てU-17日本代表候補MF高橋隆大(2年)やMF小泉龍之介(3年)が状態を上げてきていることも頼もしい。プレミアリーグプレーオフで苦しみながら勝利したこともプラス材料。GK生嶋健太郎主将(3年)は「インターハイでは青森山田に0-4という悔しい結果に終わっているので、選手権では山田をまず倒したいという気持ちがある。そして、日本一を奪還できるように頑張っていきます」。静岡学園らしいサッカーを表現することにこだわり、全国でも魅せて、戦って、勝つ。
■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
技巧派軍団の超絶ドリブラー
MF古川陽介(3年)
「第100回選手権の主役候補の一人。名門の10番は1対1、1対2でも緩急自在のドリブルで攻略して決定機を作り出す。スタンドを沸かせる力と、試合を決める力を兼備。プレミアリーグプレーオフでの不甲斐ないプレー、悔し涙がまた選手権での爆発を期待させる。磐田内定」

得点力開花の北九州内定CB
DF伊東進之輔(3年)
「予選準決勝、決勝で2試合連続先制ヘッド。この1年で進化し、188cmの高さを攻撃面でより発揮できるようになっている。相手のプレッシャーを平然とかわしてビルドアップする力も注目だが、本人がこだわるのは守備。長身を活かしたインターセプトやヘッドで勝利に貢献する。U-18代表候補。北九州内定」

文武両道のチームリーダー
GK生嶋健太郎(3年)
「個性派軍団をまとめるチームリーダー。特別な高さはなく、課題もあるがシュートセーブやハイボールへの対応などGKとしての総合力は高い。特にPK戦での強さは入学当初から驚異的。チームを勝たせることのできる守護神だ。1年時には定期試験で学年1位を取ったこともある文武両道の主将」
■過去の全国大会成績
【19年度 第98回(優勝)】
1回戦 6-0 岡山学芸館高(岡山)
2回戦 3-0 丸岡高(福井)
3回戦 2-0 今治東中等教育学校(愛媛)
準々決勝 4-0 徳島市立高(徳島)
準決勝 1-0 矢板中央高(栃木)
決勝 3-2 青森山田高(青森)
【14年度 第93回(8強)】
2回戦 6-0 佐賀東高(佐賀)
3回戦 3-0 東福岡高(福岡)
準々決勝 1-2 日大藤沢高(神奈川)
【10年度 第89回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 米子北高(鳥取)
2回戦 2-0 宇和島東高(愛媛)
3回戦 0-0(PK3-4)日章学園高(宮崎)
【06年度 第85回(8強)】
2回戦 3-1 佐賀東高(佐賀)
3回戦 1-0 青森山田高(青森)
準々決勝 2-3 作陽高(岡山)
【02年度 第81回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK2-3)多々良学園高(山口)
【01年度 第80回(3回戦敗退)】
1回戦 3-1 鵬翔高(宮崎)
2回戦 5-0 滝川二高(兵庫)
3回戦 1-3 作陽高(岡山)
【99年度 第78回(8強)】
2回戦 2-0 佐賀北高(佐賀)
3回戦 3-1 奈良育英高(奈良)
準々決勝 2-3 前橋育英高(群馬)
【96年度 第75回(4強)】
2回戦 4-3 東山高(京都)
3回戦 3-0 四日市中央工高(三重)
準々決勝 2-2(PK6-5)国見高(長崎)
準決勝 2-2(PK2-4)桐光学園高(神奈川)
【95年度 第74回(優勝)】
1回戦 6-0 東山高(京都)
2回戦 4-1 前橋商高(群馬)
3回戦 2-2(PK7-6)富山一高(富山)
準々決勝 4-1 佐賀商高(佐賀)
準決勝 1-1(PK5-4)東福岡高(福岡)
決勝 2-2 鹿児島実高(鹿児島)
※同点優勝
【92年度 第71回(8強)】
1回戦 1-0 大分工高(大分)
2回戦 2-0 東海大五高(福岡)
3回戦 2-1 山陽高(広島)
準々決勝 2-2(PK5-6)習志野高(千葉)
【78年度 第57回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 水島工(岡山)
2回戦 0-0(PK4-5)古河一(茨城)
【76年度 第55回(準優勝)】
1回戦 6-0 都城工高(宮崎)
2回戦 5-0 神戸高(兵庫)
準々決勝 2-1 韮崎高(山梨)
準決勝 3-0 八幡浜工高(愛媛)
決勝 4-5 浦和南高(埼玉)
■登録メンバーリスト
1 GK 生嶋健太郎(3年=ヴィッセル神戸U-15)
17 GK 古館幸真(3年=静岡学園中)
25 GK 中村圭佑(1年=FC東京U-15むさし)
2 DF 三宅優翔(3年=ヴェルデラッソ松阪U-15)
3 DF 行徳瑛(2年=静岡学園中)
4 DF 伊東進之輔(3年=千里丘FC)
7 DF 清水和馬(3年=静岡学園中)
13 DF 野村海翔(3年=大阪市ジュネッスFC)
14 DF 西村湧志(3年=ヴィッセル神戸U-15)
22 DF 齋藤翔大(3年=静岡学園中)
24 DF 谷川宗士(3年=サンターリオFC)
27 DF 谷岡拓(2年=静岡学園中)
28 DF 森下蒼大(2年=静岡学園中)
30 DF 栗原耕平(2年=ESPORTE CLUBE JOGADOR)
5 MF 菊池柊哉(3年=静岡学園中)
6 MF 小泉龍之介(3年=ESPORTE CLUBE JOGADOR)
8 MF 玄理吾(3年=FC Libre)
10 MF 古川陽介(3年=京都サンガFC U-15)
11 MF 川谷凪(3年=千里丘FC)
12 MF 荒井駿希(3年=NPO法人アイウイルスポーツクラブACアスミジュニアユースFC)
15 MF 白井柚希(2年=静岡学園中)
16 MF 高橋隆大(2年=ガンバ大阪ジュニアユース)
18 MF 田島大夢(3年=静岡学園中)
21 MF 竹内偉乙(3年=静岡学園中)
23 MF 片桐浩平(3年=EC REVANTE U-15)
29 MF 保竹駿斗(2年=静岡学園中)
9 FW 持山匡佑(3年=清水エスパルスジュニアユース)
19 FW 松永颯汰(3年=ガンバ大阪門真ジュニアユース)
20 FW 栗山諒(3年=横浜ジュニオールジュニアユース)
26 FW 神田奏真(1年=大阪東淀川FC)

※メンバーはJFA参照

▼関連リンク
●【特設】高校選手権2021
▶高校サッカー選手権 地区大会決勝ライブ&アーカイブ配信はこちら

TOP