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スペツィアFWが持論「サッカー選手を目指すなら36歳のC・ロナウドを見て学ぶべき」

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マンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド

 スペツィアに所属するガーナ代表FWエマニュエル・ギャシが、『Goal』のインタビューでFWクリスティアーノ・ロナウドへの思いを語った。

 ガーナ出身の両親の下、シチリア島のパレルモで誕生したギャシ。しかし幼少期は両親と離れ、祖父母が暮らすガーナで過ごした。その後、両親の暮らすトリノへと移住したギャシは、プロ・ベルチェッリやトリノの下部組織に所属している。

 続いてセリエCでの長い下積みを経て、2018年にセリエBスペツィアでのプレーを開始すると2020年9月にセリエAデビューを飾った。そんなギャシは子ども時代を振り返り、マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのファンであったことを明かしている。

「僕のアイドルはずっとC・ロナウドだった。テクニックだけでなく、彼の強い意志や無限に成長を追い求める意欲に憧れていた。サッカー選手になることを目指すすべての少年にとって、理想的な目標だと思う。僕ならそういった子どもたちにC・ロナウドの姿を見せてこう言いたい。『彼が36歳になってどんなトレーニングをしているか見るんだ。プロになるということが何を意味するかを学ぶんだ』ってね」

「彼がしていることは信じられないものだ。長年にわたって主役の座を独占し、移籍しても得意のゴールを決め続けている。信じられない。キャリアで800ゴール以上も決めている。いまだに彼を批判する者がいるが、彼はまっすぐ自分の道を進んでいく。すごいよ」

 またギャシは、初めてC・ロナウドと対面した時の感動を明かしてくれた。

「本当に感激したよ。アイドルを追いかけて成長し、彼と一緒にプレーしたり、対戦したりすることを夢見てきた。それが本当に実現するなんて。自分がどれほど努力し、どれだけの道のりを歩んできたのかを本当に実感できる」

「僕は幸運にも恵まれていた。C・ロナウドとユニフォームを交換し、言葉も交わすことができたんだ。彼は本当に優しかったよ。『決してあきらめることなく、夢を追いかけろ』って言ってくれたんだ。僕はそのアドバイスに従い、今も彼のプレーから刺激を受けている」

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