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胃腸炎で離脱中のラツィオFWインモービレにコロナ陽性報道、年内最終戦欠場へ

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ラツィオのFWチーロ・インモービレ

 ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが新型コロナウイルス陽性反応を示したと、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが21日に報じている。

 インモービレは今シーズン、セリエAで13得点をマーク。16得点を挙げたフィオレンティーナのFWドゥシャン・ブラホビッチと得点王争いを繰り広げてきた。だが、12日のサッスオーロ戦でのプレーを最後に、ピッチに戻ることなく2021年を終えようとしている。

 インモービレは16日、胃腸炎によりチームを離脱。17日のジェノア戦を欠場したが、妻が新型コロナウイルスに陽性反応を示したため濃厚接触者として自主隔離に入っていたことが報じられた。ラツィオFWは、妻の陽性判明後に行われた2回の検査で陰性だったが、20日に行われた検査では陽性に転じている。

 当初、濃厚接触者としての自主隔離期間は22日の午前中に終了する予定であり、陰性のまま隔離を終えることができればべネツィア戦開始直前にチームに合流することも理論上可能だった。しかし、インモービレは無症状で健康上に問題はないものの抗原検査およびPCR検査でいずれも陽性反応を示しており、ジェノア戦に続いて年内最終戦となる22日のヴェネツィア戦も欠場を余儀なくされることとなった。

 なお、インモービレは数日前から濃厚接触者として隔離に入っていたため、マウリツィオ・サッリ監督率いるチームとは接触していない。このためラツィオの他のメンバーは特別な制約を受けることなく、通常通りのガイドラインに準じることになる。

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