beacon

コロナで厳しいチーム状況のチェルシー…トゥヘル監督「この問題はさらに大きくなる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシートーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督が厳しいチーム事情についてコメントした。

 新種のオミクロン株発生などにより、再び新型コロナウイルスが猛威を奮っているイギリスでは、プレミアリーグでも感染が再拡大している。その影響で直近のリーグ戦では第18節だけで6試合が延期となった。

 その中でもチェルシーは被害が大きく、ティモ・ベルナーやロメル・ルカクら7選手の感染が伝えられ、アカデミーから若手12選手を招集しなければならない状況へと追い込まれている。若手とのトレーニングについて指揮官は以下のように語る。

「今週は、まるで1週間準備期間があったかのような感じです。彼らは今日と昨日、我々と一緒にトレーニングを行った。必要なことなので、2回トレーニングに来てもらった。彼らが来たとき、ルイス・ベイカーがコビドに陽性反応を示したことがわかったので、もう一人選手が抜けた。アカデミーから選手を連れてくるのは、リスクを伴うことだった」

「この問題はさらに大きくなるだろうし、他の選手がいないからといって、選手を苦しませるわけにはいかない。我々は選手と彼らの健康を守らなければならないし、そのためにアカデミーの選手を連れてきた」

 試合が延期されず、過密日程の厳しいスケジュールを戦うチームだが、トゥヘルは受け入れることを決めたようだ。

「スケジュールは決まっている。試合を延期するのが簡単でないことは理解できる。しかし、私たちのような孤立した状況の場合、前回の試合では、延期できる強い根拠があると思っていた。だから、みんなと考えを共有し、この状況を受け入れることにした」

 また、コロナに感染した選手たちの体調については「大丈夫だ。10日間休ませないと復帰はできないけどね。あと3試合は休む」とコメントしている。

●プレミアリーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP