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Jリーガー、ワクチン2回接種者は全国民下回る73%…非接種理由は「副反応による練習への支障」など

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 Jリーグは23日、2021年シーズンを振り返る『J.LEAGUE PUB REPORT 2021』を発表した。新型コロナウイルス対策のデータも公表された。

 2021年にJリーグ全体で確認された新型コロナウイルスの陽性者は174人。全57クラブ中47クラブで陽性者が確認された。そのうち自主検査で判明したのが100人、Jリーグ公式検査で判明したのが41人だった。他の32人は行政検査、出国前検査などで判明した。

 来場者の陽性報告は5件。保健所の調査の結果、スタジアム内での濃厚接触者は0人で、感染拡大は確認されなかった。

 新型コロナウイルスの影響による延期試合数は12試合。いずれもクラスター認定に伴うクラブ活動停止によるものだった。なお、2020年はルヴァン杯1試合が未開催に終わったが、今季は全12試合が延期して行われた。

 各クラブのトップチーム選手のうち、ワクチン2回接種者は73%(12月13日時点)。今年7月以降に判明した陽性者61人のうち、未接種者は41人だった。20人が接種済みのブレイクスルー感染だったが、接種から14日間経過していた例は4例のみだった。

 Jリーグの方針ではワクチン接種は任意。希望者が接種できる環境を各クラブが構築した上でで、選手には専門家によってメリット・リスクが伝えられたという。接種を希望しなかった選手の理由上位4つは「副反応による練習への支障を懸念」「生殖機能への影響への不安」「DNAへの影響への不安」「家族への不安」だった。

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