サンフレッチェ広島は23日、今季は鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍していたDFイヨハ理ヘンリー(23)が来季はロアッソ熊本に期限付き移籍することが決まったと発表した。期限付き移籍期間は2022年2月1日～2023年1月31日までとなる。

　今季は鹿児島でJ3リーグ戦12試合に出場していた。来季は広島との公式戦には出場できない契約となっている。

　イヨハは熊本を通じて「自分の持てる力を全て出し尽くし、サポーターの皆さんと多くの勝利を共にしたいと思います。最高のシーズンにしましょう!」とコメント。広島を通じては「今年も期限付き移籍先の熊本で自分の力を発揮し、良い結果を皆さんにも届けられるよう頑張ってきます」と意気込みを述べている。

　また今季プレーした鹿児島を通じては長文のコメントを発信した。

「この1年間、たくさんの支えがあってプレーすることができ、シーズンを終える事が出来ました。1年過ごしたなかで、鹿児島ユナイテッドFCや鹿児島についての色々な話を聞き、体験してきました。鹿児島ユナイテッドFCになる前の話からJ 2に昇格するまでの話、生活している中で声をかけてくださる人。全ての人が力に満ち溢れていてパワーを頂きました。本当に多くの方が鹿児島ユナイテッドFCを応援して下さっていることを知り、そしてその期待に応えたいという一心でプレーしてきました。

結果を出せず申し訳ない気持ちで一杯です。チームの為に闘うのは当たり前ですが、ここまで思えたことはありません。それはチームメイト、スタッフ、クラブに関わる全ての皆様、そして県民の皆様のお陰です。自分は迷惑をかけてばかりで何も残す事が出来ませんでした。そんな自分がチームを離れる事を選択したので、もう鹿児島の為に結果を出すことはできません。自分に出来ることはこの思いを力に換え、次のチームの為に注いでいくこと。そして、この先自分が選手として更に大きくなり、それが少しでも鹿児島の為になれば幸いです。どのチームに行っても鹿児島の為になると思ってプレーしていきます。1年間という短い間でしたが鹿児島に来れて、ユナイテッドでプレー出来て幸せでした。本当にお世話になりました。ありがとうございました」

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